トヨタ自動車は、コンパクトカーの「ヴィッツ」をマイナーチェンジし、全国のネッツ店を通じて1月12日に発売を開始した。
1999年の発売以来、欧州をはじめ約80の国と地域で販売され、これまでの累計販売台数が700万台を超えるヴィッツ。今回のマイナーチェンジでは、ユーザーから強い要望があったハイブリッド車を追加。さらに市場の中でより強い存在感を発揮すべく、外装デザインの大幅な変更を実施した。
また、「通常のマイナーチェンジの枠を超えた大幅な改良を実施した」と開発チームが語るように、ショックアブソーバーの改良やボディ各部の高剛性化による優れた走行性能の追求。加飾をブラックで統一した内装デザインの採用などにより商品性の向上を図っている。
注目のパワートレインは、エンジン・モーター・インバーターなどの制御を改良した、1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載。ハイブリッド車はクラストップレベルの走行燃費34.4km/Lを実現し、「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象となった。
また、駆動用バッテリーをリヤシート下に配置することで、ガソリン車と同等の居住空間や荷室の広さを確保。また全長3945mm(従来型比+60mm)と拡大しつつ、最小回転半径は4.7mとし、取り回しにも配慮している。
外観では、フロントバンパー、ロアグリル、ヘッドランプ、フォグランプカバーのデザインを変更。ワイド&ローの構えを強調し、ダイナミックさと低重心感を付与したほか、Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付・スモークメッキ加飾)をオプション設定。ライン発光のLEDクリアランスランプも採用し、精悍さを強調した。
リヤでは、バックドア、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプ、リヤバンパー・リヤワイパーのデザインを変更。フロントビューと同様、ワイド&ローの構えを強調するとともに、ストップランプに6個のLEDを組み込み、印象的なリヤビューを演出するLEDライン発光テールランプをオプション設定した。
またホイールデザインも一新。ボディのカラーバリエーションは、新規開発色クリアブルークリスタルシャイン(オプション)やアバンギャルドブロンズメタリックを含む全17色を設定している。
内装では、加飾箇所をブラックで統一し、洗練されたインテリアを実現。「U」(含む“Sportyパッケージ”)に茶系色のバレルブラウンを新規設定し、モダンかつ上質な空間を演出している。また、「ハイブリッド Jewela」・「Jewela」(含む“SMART STOPパッケージ”)に赤茶系色のマルサラを新規設定し、より質感を向上させた。
走行性能については、新構造のショックアブソーバーの採用に加え、ボディ各部のスポット溶接増し打ちなどによるボディ剛性の強化、インストルメントパネル周りのブレースの板厚アップにより、優れた操縦安定性と乗り心地を両立。安全性能については、従来から設定の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」に加え、ヒルスタートアシストコントロールを全車標準装備した。
また、16インチアルミホイールとエアロパーツを装着した“Sportyパッケージ”も新設定。価格は118万1520円(F Mパッケージ 2WD)から223万7760円(ハイブリッドU“Sportyパッケージ)となっている(税込)。
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