マツダは4月25日に開幕する北京モーターショー2016で、新型クロスオーバーSUV「CX-4」を初披露すると明らかにした。
現時点ではCX-4に関する公式情報は限られるが、「Exploring Coupe(エクスプローリング・クーペ)」というコンセプトのもとに開発されたことが明らかにされている。この「クーペ」というのが、ニューモデルの特徴を示すひとつのヒントとなりそうだ。
CX-4はその車名から「CX-3」と「CX-5」の中間に位置するモデルと予想できるが、ボディサイズはCX-3が全長4275mm×全幅1765mm、CX-5は4540mm×全幅1840mmで、2台の間に中間モデルが必要であるようには思えない。だとすると、大きさの違いだけではなく、BMWの「X5」と「X6」あるいは「X3」と「X4」のように、デザイン面などで既存モデルとの差別化を図ってくる可能性もありそうだ。
メーカー発表によると、CX-4はマツダの新世代商品ということで「スカイアクティブ」技術と「魂動(こどう)」デザインが取り入れられるほか、「際立つ存在感」「考えぬかれた機能性」「サステイナブルZoom-Zoom」という表現により、デザインや機能性、環境性能を追求したモデルであることがアピールされている。
なおマツダは北京モーターショー2016において、CX-4および現行ラインアップのほか、中国ツーリングカー選手権(CTCC)仕様車などの出展を予定している。
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