米見本市に1000hp超の電気自動車が登場

アメリカの新興電気自動車メーカー、ファラディ・フューチャー（Faraday Future）は、新しいEVのコンセプトカー「FFZERO1コンセプト」を発表した。米ラスベガスで6日に開幕するコンシューマー・エレクトロニクス・ショー（CES）で初披露する。

FFZERO1コンセプトは、ファラディ・フューチャーが将来のEV開発に向け、デザインおよびエンジニアリングの両面からアイデアをカタチにしたというスタディモデル。

車体デザインは、パフォーマンスと効率の両面から最適なものを追求し、流麗なフォルムを実現。またコントロールのしやすさも視野に入れて開発したという。なおボディパネルにはカーボンファイバーを採用する。

シートは、NASAの無重力空間におけるシート設計を参照し、体の重さを感じさせず、疲労を軽減する形状を追求したとのこと。また、スマートフォンと連携し、機能の遠隔操作や車両データの可視化を実現した。

パワートレインは完全新設計で、バッテリーを車両の中央に配置したレイアウトを採用。モーターを4つ搭載し、最高出力は1000hpを超える。0-96km/h加速は3秒以下、最高速度は320km/hとされる。