日下エンジニアリングとMAKE UPのコラボで誕生したコレクターアイテム
最新の3Dスキャナーを使うことで、高精度な再現性と低価格を実現した1/6エンジンスケールモデルシリーズを製造、販売する「日下エンジニアリング」。模型業界参入2年目ながら、オーナーのみならず、模型ファンから高い評価を誇り、現在ラインアップは4機種14アイテムまで拡大している。
【ニッポンの名車】レースで勝つべく生まれた日産スカイラインGT-R(R32型)
大人気の1/6エンジンスケールモデルの最高峰と呼ぶべき新商品が2月10 日(金)、関西最大級のチューニング&カスタマイズイベント「大阪オートメッセ2017」で発表された。
「GroupA Master’s」と命名されたこの商品は日産R32型スカイラインGT-Rが1990年から1993年まで29戦29勝という無敵の伝説を作り上げたグループAレースをモチーフとし、模型ビルダーとして世界に名を轟かす東京・青山の「MAKE UP」との初のコラボレーションモデルとなる。
その内容はMAKE UPが手掛けるグループA レース参戦初年度のR32カルソニック スカイラインと、日下エンジニアリングが仕上げるレース用RB26DETTエンジンモデルのセット。注目すべきはそのスケールで、MAKE UPのR32が1/18なのに対して、日下エンジニアリングのRB26DETTは前述のとおり、1/6。異なるスケールの車体とエンジンを組み合わせたモデルはホビー業界では異例であり、希少なのだ。
また、MAKE UPが、R32型スカイラインGT-Rを製作するのはじつは今回が初。これまで数多くのメーカーが同車種をリリースしているが、後発となる同社がこだわったのは実車に忠実なディティールの再現だ。
日産の座間記念庫に動態保存されているカルソニック スカイラインを徹底的にリサーチし、細部まで考察。精密で丁寧な加工、組み立てにより、360°どこから見てもR32が持つ洗練さとかたまり感のバランスよさら上手に表現されている。デフォルメを行ってカッコよく見せるのでなく、実車がもつリアルな造形美を追求するのがMAKE UP流だ。
対する日下エンジニアリングのRB26DETTモデルも、可能な限り本物にこだわり、当時のグループAパーツを集めて、新たに3Dプリンターで製作。特徴的なインテークパイプや容量アップされたオイルパン、赤のフューエルデリバリーパイプ、ウォーターポンププーリーなどの専用部品も見事再現。
これまでのRB26DETTモデルとは一線を画する迫力ある造形と精巧さは、MAKE UPのR32の仕上がりに負けず劣らない素晴らしい出来映えだ。Made in 鳥取の完全受注生産のハンドメイドモデルであることも魅力のひとつだと言える。
さらに、このモデルは日産自動車のみならず、グループAレース仕様のRB26DETTエンジン開発を行っていた日産工機(REINIK)の公認を得ている。まさにマニア垂涎のスペシャルモデルであることは間違いない。
ちなみに、現在、シリアルナンバー入り専用プレート付きの初回特別モデルを32セット限定で予約受け付け中。大阪オートメッセ会場ですでにかなりの予約が入っている。また、関東エリアで実物を見たい方は2017年2月18、19日にチャンスあり! 詳しくは下記ホームページを参照してほしい。
● GroupA Master’s 8万6,184円(税込み)
● サイズ 横400mm×奥行き320mm×高さ(ケース高)150mm
●付属品 カーボン調アクリル台座・日本製高級アクリルケース
●受注期間 初回限定モデル 2017年2月末まで(商品発送時期2017年7月末) ※通常バージョンは、3月から約一か月受注予定。
●日下エンジニアリング Modeling事業部 http://kusaka-eng.com/engine
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