スーパーカーブームのけん引役として、世界の自動車エンスージャストだけでなく、日本の子供たちも深く魅了したランボルギーニ。その当時の人気モデルといえば「カウンタック」と「ミウラ」。いずれもスーパーカー史に名を刻んだ名車だ。そのミウラの生みの親であるパオロ・スタンツァーニ氏が2017年1月18日、80歳でこの世を去った。
スタンツァーニ氏は1963年、ボローニャ大学で機械工学を修了した後、 27歳の時にランボルギーニに入社。その3年後には、エンジニアのジャンポオロ・ ダラーラやデザイナーのマルチェロ・ガンディーニとともにミウラの開発に携わった。また67年に、ランボルギーニを離れたダラーラ氏の後を継いでジェネラルマネージャーおよびテクニカルディレクターとなり、ミウラの後継にあたるカウンタックの開発も手がけている。その技術力と革新的な発想は、当時のランボルギーニのクルマ作りに発揮された。
1971年に登場したカウンタックは、エンジンをミッドに縦置きし、さらにエンジンの前側にトランスミッションを配置する斬新なパッケージングを採用し、走行安定性の向上やショートオーバーハング化を実現した。伝えられるところによるとスタンツァーニ氏は、エンジニアリングで一切の妥協をせず、理想を追い求める人物だったという。
スタンツァーニ氏の在籍中にランボルギーニからは「エスパーダ」「ハラマ」「ミウラS」「ミウラSV」「ウラッコ」、そして「カウンタック」と数々のスーパーカーが登場。ランボルギーニの歴史に大きな役割を果たした。
アウトモビリ・ランボルギーニは「スタンツァーニ氏のヴィジョンと創造性、そしてプロジェクトへの革新的なアプローチは、今なおランボルギーニのインスピレーションの源となっている」と追悼コメントを発表し、スタンツァーニ氏への敬意と親愛の意を表した。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?