聞いたことはあっても意味を知らない言葉も多い
意外と知られているようで知らない自動車俗語。その中でも今回は、よく使われている用語5つピックアップしたので紹介をしたい。
【イラッ!】高速で左車線がガラガラなのに右車線を走り続けるクルマの対処法
(1)オカマを掘る
オカマを掘るとは、追突事故を起こすこと。後ろから前の車を突く追突する事故を、男性同性愛者が性行為をする姿勢になぞらえたのが語源とされる。しかし、昨今のLGBTに対する配慮等から、死語になる日も近いだろう(既になりつつある?)。
(2)ネズミ捕り
ネズミ捕りとは、レーダーもしくは光電管などを使った警察による、スピード違反の取り締まりのこと。その昔、一般家庭にもネズミがチョロチョロしていた時代、ネズミの通り道にネズミの捕獲器を仕掛けて、捕まえることがあり、スピード違反の取り締まり方と重なる面があったので、このように呼ばれることになった。
かつては、ネズミ捕りの行われている箇所のそばでは、対向車線のクルマが、パッシングなどをして、ネズミ捕り情報を知らせるマナー、互助精神が息づいていたものだが……。ドライバーは助け合いの精神を持った、紳士・淑女であってもらいたいものだ。
(3) 捨て左折
2009年頃、テレビで某タレントが紹介したとされるフレーズで、意味は「渋滞から逃れるため、あえて行う左折のこと」。交差点で右折したいとき、その右折レーンが混んでいたら、その交差点を直進し、次の角を左折、さらに次の角とその次の角も左折して、本来右折したかった交差点を直進して通過する渋滞回避法。行為も言葉もあまり浸透していない……。
(4)白タク
営業許可を得た専用のタクシー車両ではなく、自家用車を使い、無許可でタクシー営業しているクルマのこと。正規のタクシーは、事業用自動車の証である、緑地に白文字のナンバープレートを付けているが、無許可のタクシーは、自家用車と同じ白地のナンバー。終電前後に郊外の駅に出没し、乗り合いで、料金は交渉次第。無許可なので、当然、ぼったくられることもある。海外でも無許可タクシーは少なくなく、痛い目を見た人も多いので要注意。
(5)旧車會
1970年代から1980年代の古いバイクを暴走族風にカスタムしている個人・団体。中年が主体で、暴走族のOBが中心とされている。ベースになる古いバイクの価格が高騰し、新車当時の価格をはるかに上回る車種もある。とくに ホンダ・CBX400Fについては盗難事件が相次ぎ、車両(盗難)保険の加入を拒否されたことで有名となった。
(文:藤田竜太)
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