2016年10月7日、国土交通省は国連の自動車型式の相互承認協定に従い、国連で新たに採択されたハイブリッド車などが歩行者に接近を音で知らせる「車両接近通報装置」や、薄暮状態になると自動的にヘッドライトが点灯する「オートライト機能」を義務化することを決め、保安基準を改定する。
今回、国際基準に合わせて保安基準が変更されるのは、EV、FCV、ハイブリッド車など低速走行時に無音のクルマに対する「車両接近通報装置」の義務化、薄暮時にヘッドライトが自動点灯し、手動でオフにできない「ロービームのオートライト機能」の他に、デイタイム・ランニングライト(デイライト)も認められることになった。
■電気自動車、ハイブリッド車、FCVの「車両接近通報装置」
市街地などでの走行時に、周囲の歩行者に車の接近を知らせる車両接近通報装置は、2010年に国交省が車両接近通報装置のガイドラインに合わせ各自動車メーカーが開発し採用されていた。
ハイブリッド車の場合はモーター走行で25km/h以下の走行、またはバックの状態の場合、車速に応じてスピーカーから可変音階でメロディー音を出すようになっているが、現状ではオン/オフのスイッチも装備されている。今回の義務化に伴い、オフ・スイッチは禁止され、常時作動することが求められる。
適用時期は新型車は2018年3月、継続生産車は2020年10月から。
■デイタイム・ランニングライト
すでにヨーロッパなどで採用され、日本では認められていなかったデイタイム・ランニングライトが認められる。デイタイム・ランニングライトの灯火基準はヨーロッパの基準と同等。
■ロービームのオートライト機能
周囲の明るさに応じて自動点灯、自動消灯するロービームのオートライト機能が義務化される。この機能は、現在の手動で解除できるスイッチは禁止される。機能としては1000ルクス未満になった時、2秒以内に点灯、7000ルクス以上で5秒~300秒以内に消灯するものとされている。
これら灯火類の保安基準の適用は、新型の大型車は2021年4月から、継続生産車は2023年10月から、乗用車は2020年3月、継続生産車は2021年10月からとなっている。
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