時代の流れを掴んで売れまくったクルマ
何事にも流行り廃りがあるように、自動車業界にも流行に乗って売れまくった車種というのものが存在する。今回は、そんなブームに乗って好調な販売を記録した過去の名車たちを振り返りたい。
「美女」が「美脚」でイタリアのホイールO.Zの45周年を祝福!
トヨタ・ソアラ(2代目)
BMW6シリーズやメルセデスベンツSLCに対抗するべく、1981年にトヨタが世に送り出したスペシャリティカーがソアラだ。1986年には2代目へとフルモデルチェンジを実施し、当時のトヨタの技術の粋を集めた高級パーソナルカーとして更なる進化を見せつけていた。当時はまさにバブル期真っただ中ということもあり、クラウンをも上回る価格帯にも関わらず好調な販売を記録し、30万台以上の販売台数をマークした。
日産・シーマ(初代)
1987年の東京モーターショーに参考出品されるや否や、大きな話題を集めたシーマ。5ナンバー枠にとらわれずに、最初から3ナンバーサイズありきでデザインされたハードトップボディは「日本的な味を持った世界に通用するクルマ」という謳い文句に相応しいものだった。また、セラミックターボ付きのVG30DETエンジンはパワフルで、リアを沈ませながら猛然とダッシュする姿に魅了された人も多く、初年度のみで3.6万台もの販売台数を記録し「シーマ現象」と呼ばれるに至った。
トヨタ・RAV4(初代)
今でこそ都会的なクロスオーバーSUVが人気となっているが、90年代初頭までは、SUVといえばラダーフレームを持ったガチガチのクロスカントリー車が主流だった。そんな中、セリカ系などの乗用車のコンポーネンツを流用しながら、SUV的な性格を持つ「ライトクロカン」というジャンルを開拓したのがRAV4だ。当時はCMキャラクターに木村拓哉を起用し、本人も実際に愛用していたことでさらに知名度を上げた。
ホンダ・ステップワゴン(初代)
それまでもワンボックスをベースにした多人数乗車が可能な車両は存在していたが、キャブオーバータイプで運転席下にエンジンを持つFRレイアウトの車両が主流だった。そんな時代にFFレイアウトでフラットなフロアを持つ「クリエイティブムーバー」として登場したのが初代ステップワゴンだった。今でこそどのメーカーも採用しているスタイルだが、普及のキッカケとなったのは間違いなくステップワゴンだろう。
今回は過去に流行を作ったクルマを中心に紹介したが、これからはどんな流行がくるのだろうか。「2000年代初頭にはプリウスというクルマが流行って……」と言われる時代が来るのは確実だろうが(笑)
(文:小鮒康一)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?