2023年で最も目立ったクルマの一つと言えるアルファードとヴェルファイア。予約受注を受け付けない新しい販売スタイルも話題を呼んだ。兄弟車と言われるアルヴェルだが、現行モデルではそれぞれのキャラクターを大きく変えてきた。仕様選択にはかなり悩むのではないだろうか。そこで、アルヴェルのベストバイを探していく。
文/佐々木 亘、写真/トヨタ
最安「540万円」グレードでも3年残価率「70%オーバー」!!! 意外と手が届くかも!? アルファード/ヴェルファイアの賢い買い方
■特別なヴェルファイアか無難なアルファードか
トヨタ ヴェルファイア。グレードによってはアルファードより100万円以上高くなる。もはや兄弟車とは呼べない!?
車両本体価格はヴェルファイアの方が高い。エグゼクティブラウンジで比較すると20万円、同じエンジンのHEVでZプレミアとアルファードのZを比較すると70万円もの差が生まれている。
最廉価のガソリンモデルでは、さらに差が大きくなり、ヴェルファイアが115万円高いのだ。選択の際には兄弟車という概念を、消した方が良いように思う。
19インチのアルミホイール・ナッパレザーシート・アドバンストパークといった豪華装備を求めるなら、ヴェルファイアを選ぶといい。ガソリンターボに乗りたい場合もヴェルファイアのZプレミア一択となる。
しかし買い得感が最も大きいのは、アルファードのZだ。540万円という金額で、この内容だったら大満足だろう。
MOPを追加するなら、デジタルインナーミラーとアドバンストパーク+パーキングサポートブレーキとトヨタチームメイトのリモート機能あたり。
これにムーンルーフが加わる程度だが、これらが全て不要ならば、乗り出し600万円少々でアルファードが手に入る。
■リセールにグレード差は無し? だったらアルファードZが強すぎる
ディーラーが設定する残価率は、グレードごとの差がほとんどない。つまり、アルファードのZグレードが、最も安く買えて、手放す際の減価も少ないということ。
実際に数年後の中古取引価格は、若干ヴェルファイアにプレ値が乗る可能性が残るが、新車当時の価格差をひっくり返すほどではないだろう。
アルヴェルの残価率は驚異の3年7割オーバー。5年残価でも50%を超えてくる。
「これじゃなきゃダメ」という強い願望があるならヴェルファイアという選択になるが、一番買いのモノはと聞かれたら「アルファードのZ」一択。アルヴェルの中の最廉価グレードが、最も価値ある1台になっているのだ。
■受注再開は2024年春? でもKINTOなら今でも注文できるぞ
トヨタ アルファード。2023年11月中旬現在、ヴェルファイアとともにオーダーストップ中。サブスクの「KINTO」であれば注文可能だ
本稿執筆時点の2023年11月中旬現在、アルヴェルのディーラーオーダーはストップしている状況。しかしアルヴェルを手に入れる方法はある。サブスクのKINTOだ。
ベストバイに挙げた「アルファードZ」を、KINTOの初期費用フリープランの5年(ボーナス払い無し)で計算してみた。
グレードはZのガソリン。セーフティパッケージ(12.1型後席ディスプレイ・トヨタチームメイト+緊急時操舵支援+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト・フロアマットセット)に、前後ドライブレコーダー・デジタルインナーミラー・ムーンルーフとナンバープレートを装着した。
気になる利用料は自動車保険・車検・メンテナンス・税金を5年分全てコミコミにして、88,660円だ。
KINTOなので、5年後の車両返却が確定しているが、諸費用コミコミでこの価格なら、選択肢としてはアリだと思う。
やはりクルマには思い立った時に乗りたいもの。何年もの納車待ちは避けたい。KINTOで即納が叶うなら、約9万円の利用料にも価値を見出せる。
こうした面でKINTOもいいが、待ち時間なく買えるようになるのが、多くのユーザーの願いだろう。トヨタさん、まずは安定生産をよろしくお願いします。
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