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トヨタ・タウンエースが一部改良を敢行。安全装備の拡充や新開発1.5Lエンジンの搭載で魅力度アップ

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トヨタ・タウンエースが一部改良を敢行。安全装備の拡充や新開発1.5Lエンジンの搭載で魅力度アップ

トヨタが小型商用バン&トラックのタウンエースをマイナーチェンジ。衝突回避支援システム「スマートアシスト」や小型商用車のために新開発した2NR-VE型1.5Lガソリンエンジンを搭載

 トヨタ自動車は6月22日、小型商用車の「タウンエース・バン」「タウンエース・トラック」をマイナーチェンジし、9月4日より発売すると発表した。

ダイハツが新しい小型商用車の「グランマックス」を発表。バン仕様「カーゴ」と「トラック」を設定して9月4日より発売

車種展開は以下の通り。
■タウンエース・バン
DX・2WD:5MT181万9000円/4AT190万8000円
DX・4WD:5MT211万1000円/4AT220万円
GL・2WD:5MT197万5000円/4AT206万4000円
GL・4WD:5MT225万8000円/4AT234万7000円
■タウンエース・トラック
DX・2WD:5MT167万7000円/4AT176万5000円
DX・4WD:5MT193万1000円/4AT201万9000円
DX“Xエディション”・2WD:5MT178万7000円/4AT187万5000円
DX“Xエディション”・4WD:5MT204万1000円/4AT212万9000円


 現行のタウンエース・バンとタウンエース・トラックは、ダイハツのグランマックス・カーゴおよびグランマックス・トラックと基本コンポーネントを共用する兄弟車で、ダイハツのインドネシアの拠点であるアストラ・ダイハツ・モーターが生産し、日本市場向けに仕立てて輸入する小型商用車である。
 今回のマイナーチェンジは、安全装備の拡充や新開発エンジンの採用などが訴求点だ。


 まず安全装備では、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する衝突回避支援ブレーキ機能、駐車場などでアクセルとブレーキペダルを踏み間違えた時に急発進を抑制する誤発進抑制機能などをパッケージとした、衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用したことがトピック。また、ドライバーの視界を明るくサポートするLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)や視認性が高いLEDリアコンビネーションランプなども新たに組み込んでいる。

 パワーユニットに関しては、小型商用車用に新開発した2NR-VE型1496cc直列4気筒DOHC16V・Dual VVT-iガソリンエンジンを搭載。最高出力は97ps/6000rpm、最大トルクは13.7kg・m/4400rpmを発生し、5速MTまたは4速ATのトランスミッションと組み合わせる。駆動機構は2WD(後輪駆動)または4WDの選択が可能だ。また、新エンジンは燃焼効率の向上とエンジン内部のフリクション低減などを図り、優れた低燃費と低排出ガス性能を実現。燃費はアイドリングストップ機能もあわせ、WLTCモードでバン(2WD・5速MT)が12.6km/リットル、トラック(2WD・5速MT)が12.9km/リットルを達成し、従来型と比べて約20%向上する。その結果、「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」を達成した。

 一方、メーカー完成特装車のTECSについてもベース車と同様の改良を実施し、合わせて冷凍車を新たに設定する。さらに、冷却能力が-5℃までの中温冷凍車と、+5℃までのクーリング車の2種類をラインアップした。

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