■日本にもかつて存在した「シティ」 いまは海外で活躍…日本ユーザーの反響は?
海外に出かけると馴染みのある自動車メーカーのエンブレムを付けているものの、見たことないクルマが走っていることがあります。
自動車メーカーは国や地域に合わせたラインナップを展開していますが、その中にはかつて日本でも馴染みがあった車名を継承しているものも存在します。
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その代表例としてホンダの「シティ」が挙げられます。
1981年にデビューしたコンパクトハッチバックで、日本では2代目が1995年に終了したことにより、そのまま歴史に幕を下ろしています。
一方で海外ではBセグメントモデルとして、継続され2023年現在7代目が東南アジアを中心に展開されてきました。
また6代目(セダン)は日本で「グレイス」として販売されていたこともあります。
また国や地域によりセダン・ハッチバックというボディタイプや、ガソリン車・ハイブリッド車というパワートレインを設定。
さらには「RS」という走りを意識したグレードをラインナップしていることもあり、海外でのシティは定番の人気を誇っています。
なお現行の7代目はタイで発表された後、それぞれの国や地域に順次導入されてきました。
タイではプレミアムスポーツセダンとハッチバックをラインナップし、ともにターボ車とハイブリッド車を設定。
さらにスポーティな見た目の「RS」や純正アクセサリーとして「Modulo」を用意しています。
街中でもシティを見る機会は多く、一定の割合でModuloなどのエアロ仕様となっていました。
そんなタイなどの海外で展開されるシティですが、日本のユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。
以前にグレイスに乗っていたユーザーは「シティの日本版のグレイスに乗っていましたが、扱いやすくて気に入っていました。このサイズのセダンがいまのホンダには無いので発売されるのなら乗り換えたいですね」と話していました。
現行フィット(RS)に乗っているユーザーは「2022年に発売されたRSに乗っています。元々先代フィットRSに乗っていてそこから乗り換えました。ニュースなどでシティハッチバックがあるのは知ってて、MT仕様もあるらしいので、日本に入るなら買いたいですね」と話しています。
またN-BOXに乗っているユーザーは「スポーティな見た目のハッチバックとして『シティ』は気になってます。とくにModuloは良いですね。ぜひ日本に入れて欲しいです」とコメント。
※ ※ ※
2024年1月現在、日本のホンダラインナップにおいてBセグメントは「フィット」「ホンダe(2024年1月をもって生産終了)」「ヴェゼル」「WR-V」です。
そうした中でホンダユーザーからは、日本には無いシティの復活を望む声もあり、先代「アコード」のようにタイからの逆輸入車として日本で販売するという手もあるかもしれません。
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