ジャガーXEとXF／XFスポーツブレイクの2023年モデルが日本デビュー

　ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2022年10月4日、スポーツサルーンのXEとダイナミックラグジュアリーサルーンのXFおよびダイナミックラグジュアリーワゴンのXFスポーツブレイクの2023年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

車種展開は以下の通り。

【XE】

■2リットル直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(204ps、MHEV)搭載車

XE・RダイナミックS D200：667万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(250ps)搭載車

XE・S P250：599万円

XE・RダイナミックSE P250：676万円

XE・Rダイナミック ブラックP250：692万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(300ps)搭載車

XE 300スポーツ P300：815万円

【XF】

■2リットル直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(204ps、MHEV)搭載車

XF・S D200：714万円

XF・RダイナミックSE D200：820万円

XF・Rダイナミック ブラックD200：844万円

XFスポーツブレイク・S D200：760万円

XFスポーツブレイク・RダイナミックSE D200：859万円

XFスポーツブレイク・Rダイナミック ブラックD200：878万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(250ps)搭載車

XF・RダイナミックSE P250：823万円

XF・Rダイナミック ブラックP250：843万円

XFスポーツブレイク・RダイナミックSE P250：862万円

XFスポーツブレイク・Rダイナミック ブラックP250：877万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(300ps)搭載車

XF 300スポーツ P300：979万円

　まずはXEの2023年モデルから解説していこう。

　XEの2023年モデルは、最高出力300ps/5500rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発生する“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載したスポーティなグレード「300スポーツ P300」を追加設定したことが最大のトピックだ。また、外装にはブラックコントラストルーフやブラックエクステリアパック、20インチ“スタイル1014”アロイホイール（ダイヤモンドターンドュ、サテングレイコントラスト）、テールゲートスポイラー、“300 SPORT”バッジなどを、内装にはモノグラムアルミニウムのトリムフィニッシャーやパーフォレイテッドデュオレザー12ウェイ電動フロントスポーツシート（ヒーター、運転席メモリ、2ウェイマニュアルヘッドレスト付）、10インチタッチスクリーン（Pivi Proインフォテインメントシステム搭載）、MERIDIANサラウンドサウンドシステムなどを標準で装備。さらに、アダプティブダイナミクス＆コンフィギュラブルダイナミクスを組み込んで走行性能を高めた。

　XEシリーズ全体の装備の見直しも行い、RダイナミックSEには12ウェイ電動フロントシート（ヒーター、運転席メモリ、2ウェイマニュアルヘッドレスト付）やMERIDIANサラウンドサウンドシステム、ワイヤレスデバイスチャージングを標準装備化。また、新規のオプションとしてプレミアムブラックパックとブラックコントラストルーフを設定した。

　XFおよびXFスポーツブレイクの2023年モデルに話を移そう。

　XFの2023年モデルはXEと同様、最高出力300ps/5500rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発生する“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載したスポーティなグレード「300スポーツ P300」を追加設定したことが訴求点。また、外装にはブラックコントラストルーフやブラックエクステリアパック、20インチ“スタイル5107”アロイホイール（グロススパークルシルバー、グロスブラックインサート付）、テールゲートスポイラー、“300 SPORT”バッジなどを、内装にはプレミアムキャビンライティング（30色）やウィンザーレザー16ウェイ電動フロントシート（ヒーター、運転席&助手席メモリ、2ウェイマニュアルヘッドレスト付）、11.4インチタッチスクリーン（Pivi Proインフォテインメントシステム搭載）、MERIDIANサラウンドサウンドシステムなどを標準で採用。さらに、アダプティブダイナミクス＆コンフィギュラブルダイナミクスを装備して走行性能を引き上げた。

　XFシリーズ全体の装備の見直しも行い、RダイナミックSEにはMERIDIANサラウンドサウンドシステムを標準装備化。また、新規のオプションとしてプレミアムブラックパックとブラックコントラストルーフを設定している。

　パワーユニットはXEとXFともに従来を踏襲し、“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴コモンレール式ディーゼルターボエンジン（最高出力204ps/3750～4000rpm、最大トルク430Nm/1750～2500rpm）に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム（MHEV）のD200、“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（最高出力250ps/5500rpm、最大トルク365Nm/1500～4000rpm）を搭載したP250、そして前述のP300を設定。いずれも電子制御8速オートマチックのトランスミッションを組み合わせ、D200とP300はAWD（4輪駆動）、P250は後輪駆動で構成している。

Comments

まぁ…昔の方が良い。と言っても、リサイクル素材やらなんやらで制約が多すぎるか…

ディーゼルあるんですね。
質実剛健な？ドイツなら致し方ないかと思うが、ジャガーでは信じられない・・・