現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アウディ新型「S3スポーツバック」登場! 310馬力のクワトロで約580万円から

ここから本文です

アウディ新型「S3スポーツバック」登場! 310馬力のクワトロで約580万円から

掲載 更新 10
アウディ新型「S3スポーツバック」登場! 310馬力のクワトロで約580万円から

■日本未導入のコンパクトモデル「A3」のスポーティバージョン

 独アウディは2020年8月11日、新型アウディ「A3スポーツバック」「A3セダン」をベースにしたスポーティモデル、新型「S3スポーツバック」と「S3セダン」を発表した。欧州では2020年10月初旬から納車が開始される予定だ。

【画像】コンパクトスポーティ! アウディ新型「S3」を見る(29枚)

 搭載されるエンジンは2.0TFSI(2リッター直列4気筒ターボ)で、310ps・400Nmを発生。これは先代S3よりも最高出力で20ps、最大トルクで20Nmそれぞれアップしている。エンジンは負荷に応じて吸気バルブのリフト量を調整するアウディバルブリフトシステム(AVS)が搭載され、高い熱効率性を確保している。

 またアウディドライブセレクトを標準装備することで、パワフルな4気筒ターボエンジンのサウンドをさらに歯切れのよいものにすることが可能だ。

 組み合わされるトランスミッションは7速Sトロニック、駆動方式はクワトロ(4WD)で、0-100km/h加速は4.8秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)というパフォーマンスを誇る。

 標準のA3スポーツバック/A3セダンに比べて15mmローダウンされ、オプションでダンパーコントロール付きのSスポーツサスペンションも選ぶことができる。これは、バルブがダンパー内のオイルフローを制御することで、路面状況や走行状況、ドライバーの好みに合わせて、ダンパーの減衰力を数千分の1秒単位で細かく連続可変させるもの。快適性とダイナミズムの間隔は先代よりもさらに広がっている。

 新開発の電動ブレーキブースターにより、力強い自然な減速を実現するのも特徴だ。4輪ともにベンチレーテッドディスクで、ブレーキキャリパーは標準でブラック、オプションでレッドが用意される。ホイールは18インチが標準、オプションで19インチも用意する。

 S3スポーツバックは全長4340mm、S3セダンは全長4500mmとなる。先代に比べて新型S3スポーツバックは30mm、S3セダンは40mm長くなっている。全幅1820mm、全高1430mm、ホイールベース2640mmはスポーツバック/セダンとも共通だ。

 エクステリアでは、フロント部はひし形の大きなグリルとエアインテークが印象的なシングルフレームが特徴で、ドアミラーのハウジングはアルミを採用する。リアは大型のディフューザーと4本のエキゾーストテールパイプがスポーティな印象を強調する。

 インテリアは先代に比べてショルダールームとエルボールームが広くなり、荷室容量はS3スポーツバックが325リッターから1145リッターとなる。S3セダンの荷室容量は370リッターだ。 

 メーター部は10.25インチのデジタルディスプレイを標準装備。また12.3インチスクリ0ンを持つアウディ・バーチャルコックピット、およびバーチャルコックピットプラスを選択することも可能だ。

 インパネ中央には10.1インチのタッチディスプレイを採用。手書きで入力された文字を認識する。インフォテイメントのMMIは最新の第3世代モジュール式プラットフォーム(MIB3)を採用することで、演算能力は先代モデルの10倍に向上。柔軟で正確なルート案内が可能になる。

 スポーツシートは新開発のもので、ペットボトルの再生材を中心とした表皮を標準装備し、スタイリッシュなコントラストのステッチをアクセントにしている。

 Androidスマートフォンを介してクルマのロックやロック解除、エンジン始動をおこなうことができる「アウディ・コネクトキー」も標準採用した。

※ ※ ※

 ドイツでのS3スポーツバックの価格は4万6302.53ユーロ(日本円で約580万円)から、S3セダンは4万7179.83ユーロ(約590万円)からとなる。

 市場導入にあたり、限定車の「エディション・ワン」が導入される。ボディカラーはパイソンイエロー(S3スポーツバック)とタンゴレッド(S3セダン)で、ブラックのアクセントを加え、19インチホイールとナッパレザーのスポーツシートを装備する。

こんな記事も読まれています

34GT-Rが7700万円!? 日本のネオクラシックが海外へと流出する恐怖の「25年ルール」とは
34GT-Rが7700万円!? 日本のネオクラシックが海外へと流出する恐怖の「25年ルール」とは
ベストカーWeb
マセラティのBEVシリーズ第3弾はカテゴリー最速のオープンモデル! 「稲妻」の名が与えられたグランカブリオ・フォルゴレ誕生
マセラティのBEVシリーズ第3弾はカテゴリー最速のオープンモデル! 「稲妻」の名が与えられたグランカブリオ・フォルゴレ誕生
THE EV TIMES
[弁護士に聞いてみた] 他人のナンバープレートをSNSにアップしたら、法律上問題があるのか?
[弁護士に聞いてみた] 他人のナンバープレートをSNSにアップしたら、法律上問題があるのか?
WEBヤングマシン
考えナシのオーバーテイクが横行している! バニャイヤ、MotoGPスプリントレースで多発する接触に喝
考えナシのオーバーテイクが横行している! バニャイヤ、MotoGPスプリントレースで多発する接触に喝
motorsport.com 日本版
【富士最高速チェック:GT500】ニッサンZが上位に。ホンダ・シビックは結果が分かれる/スーパーGT分析
【富士最高速チェック:GT500】ニッサンZが上位に。ホンダ・シビックは結果が分かれる/スーパーGT分析
AUTOSPORT web
早くも4車線化!? 浦和市街地―新大宮BP直結 埼京線つらぬく新道路 本領発揮へ!
早くも4車線化!? 浦和市街地―新大宮BP直結 埼京線つらぬく新道路 本領発揮へ!
乗りものニュース
ホンダ「軽バン “車中泊”仕様」実車公開! めちゃゴツすぎ「精悍SUV」のアウトドア仕様も登場へ! ホンダの最新4モデルが名古屋でお披露目
ホンダ「軽バン “車中泊”仕様」実車公開! めちゃゴツすぎ「精悍SUV」のアウトドア仕様も登場へ! ホンダの最新4モデルが名古屋でお披露目
くるまのニュース
【フォーミュラEシーズン10 第8戦 モナコ】ジャガーのワンツーフィニッシュで日産ローランドは6位
【フォーミュラEシーズン10 第8戦 モナコ】ジャガーのワンツーフィニッシュで日産ローランドは6位
Auto Prove
約7億7000万円で落札されたブガッティ「シロン スーパースポーツ300+」の決め手は「走行距離408キロ」でした
約7億7000万円で落札されたブガッティ「シロン スーパースポーツ300+」の決め手は「走行距離408キロ」でした
Auto Messe Web
【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1中国GP】際立っていたフェルスタッペンとノリス。ハミルトンが本領発揮
【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1中国GP】際立っていたフェルスタッペンとノリス。ハミルトンが本領発揮
AUTOSPORT web
【中古車チェック】長距離走行の才能とスポーティなルックスを両立させたいなら「アウディ A5 スポーツスポーツバック(F5)」がおすすめ?
【中古車チェック】長距離走行の才能とスポーティなルックスを両立させたいなら「アウディ A5 スポーツスポーツバック(F5)」がおすすめ?
AutoBild Japan
【ドラレコ、延長保証に特別装備も】 アルファ「ジュリア」/「ステルヴィオ」 82台の限定車
【ドラレコ、延長保証に特別装備も】 アルファ「ジュリア」/「ステルヴィオ」 82台の限定車
AUTOCAR JAPAN
スマートがワイルド&タフに進化、『コンセプト#5』市販モデルは年内発売…北京モーターショー2024
スマートがワイルド&タフに進化、『コンセプト#5』市販モデルは年内発売…北京モーターショー2024
レスポンス
スピンしまくる2代目トヨタ[MR2]は危ないクルマだった!? 2026年に復活するって本当なの!?
スピンしまくる2代目トヨタ[MR2]は危ないクルマだった!? 2026年に復活するって本当なの!?
ベストカーWeb
トーヨータイヤが小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」と、小型EVトラック専用リブタイヤ「NANOENERGY M151 EV」の2モデルを発表
トーヨータイヤが小型トラック用リブタイヤ「DELVEX M135」と、小型EVトラック専用リブタイヤ「NANOENERGY M151 EV」の2モデルを発表
くるまのニュース
より安心で快適な軽バンへ!ホンダが「N-VAN」の新型モデルと特別仕様車を発売
より安心で快適な軽バンへ!ホンダが「N-VAN」の新型モデルと特別仕様車を発売
バイクのニュース
シックなブルーの350台限定車 フィアット500/500Cグランデ・ブル 同時に新グレード追加も
シックなブルーの350台限定車 フィアット500/500Cグランデ・ブル 同時に新グレード追加も
AUTOCAR JAPAN
751馬力! BMW「XM」をACシュニッツァーがカスタマイズ。史上最強のMに挑みました
751馬力! BMW「XM」をACシュニッツァーがカスタマイズ。史上最強のMに挑みました
Auto Messe Web

みんなのコメント

10件
  • WRXstiより0-100速いじゃん。
    WRXは見た目だけ速そうで実は遅い。
  • 技術進化の過渡期にポリゴンで作ったレースゲームに出てくる空想車みたいなデザイン

    キライじゃない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

700.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

159.9585.0万円

中古車を検索
S3(セダン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

700.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

159.9585.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村