この記事をまとめると
■トヨタのディーラーにて新型車に関する情報が得られた
これでいいのか日本の新車販売方法! カローラを買って実感した現状とは
■アルファード・ヴェルファイア、クラウンなどの名前が挙がった
■また気になるのはルーミーの後継モデルについて
ルーミーはまったく異なるクルマになる可能性も
先日、あるトヨタ系ディーラーを訪れセールスマンと話をしていると、これから2023年に登場予定の新型車に関する情報が得られたという。
直近でもっとも気になるのが新型トヨタ・アルファードのデビュー予定だが、ヴェルファイアはそのまま残り、2023年5月にデビュー予定になっていたとのこと。他に気になるモデルとしては、次期型ルーミーや、クラウンセダンとクラウンエステートも名を連ねていたとのことである。セールスマンが気にしていたのはルーミーが“新型”ではなく、“後継モデル”と紹介されていたところ。ルーミーはダイハツからのOEM(相手先ブランド供給)モデルながら、自販連(日本自動車販売協会連合会)統計による2022暦年締め(2022年1月~12月)での年間販売台数は10万9236台(月販平均台数9103台)となり、登録車のみの車名(通称名)別販売ランキングでは、ヤリス、カローラ、ノートに次ぐ4位という大ヒットモデルとなっている。
ルーミーの人気の秘密には、スズキ・ソリオぐらいしか競合他車がいないことも挙げられる。ソリオも2022暦年締め年間販売台数で4万1590台を販売し登録車のみで15位に入る人気モデルだが、いかんせん販売力の差でルーミーがバカ売れしているようである。リヤスライドドアを採用するトールスタイルのコンパクトMPV(多目的車)ながら、運転してみるとなかなかの出来の良さも手伝い、現役子育て世代だけでなく、高齢世代など幅広く受け入れられていることも人気の秘密のようだ。そのある意味トヨタの“ドル箱”ともいえるルーミーに次期型はなく、後継車となることにセールスマンは不安を覚えているようだ。
「せっかくの人気モデルなので、モデルチェンジ(後継車へバトンタッチ?)しておかしな方向に行ってしまうのは困りますね、とにかくよく売れるのであまりいじらないで欲しいですね」とは現場のセールスマン。次期型(後継車?)はライズと同じ新世代プラットフォームを採用することになるだろうから、ライズ同様にeスマート(シリーズ式ハイブリッド)仕様の設定も期待できる。ソリオにはハイブリッドユニット搭載車があることが、ルーミーに対してソリオの優位性であり、ルーミーの数少ないウイークポイントだったのだが、モデルチェンジでこれも改善されるのではないかとの声もあるので、モデルチェンジではなく後継車となっているのは確かに気になるところ。
クラウンセダンについては、「セダンだけFRとなるものの全長が5メートルを超えることになりそうだ」との話があり、販売現場では売りにくいこともあり、あまり注目はしていない様子。エステートについては「ハリアーはどうもなあ」というお客向けにアプローチできるので期待する声も多いようだ。
ただし、すでに販売しているクラウン・クロスオーバーについては事情通によると、「販売のメインは以前クラウンを専売していたトヨタ店となっているようです。トヨペット店はまだしも、カローラ店やネッツ店では売ったことがないというセールスマンも多いようです。新規のお客は確かに呼び込めているようですが、それでもいままでのクラウンユーザーへの乗り換え促進がメインのようにも見えます」とのこと。
いずれにしろ販売現場でもっとも気になっているのは、新型車が出るのはいいが納期遅延でどこまで振り回されてしまうのかということに尽きるようだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ヒロミが「前から欲しかった!」 全長5.3mも狭い道スイスイで“伊代”カンゲキ!? オレンジが眩しい「トライトン」納車を報告
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で“自動車税”高くなる? 軽自動車は20%加算も!? 理不尽な重課措置に「車持ってるだけで罰金だ!」「国民イジメ!」の声
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
イマでも「100万円台」から買える! “軽”じゃない「安く」て「運転楽しい」国産MT車3選
増殖する軽乗用車! 保有台数は80年代末の「13倍」、なんでこんなに人気なのか
みんなのコメント