もくじ
ー 7番目の都市、東京へ上陸
ー アウディ・オンデマンド 手順を説明
ー 「所有から共有」シフトが加速するのか?
7番目の都市、東京へ上陸
高級車を都会で誰でも気軽に乗れる時代が、ついにやってきた__
R8スパイダーから、A1まで、アウディのフルラインナップが最短4時間から最長30日間まで、都内中心部のどこでも借りれて、どこでも返却できるカーシェアリングプログラム。アウディが提案する新しい「人とアウディ」との付き合い方、アウディ・オンデマンドである。
アウディは2017年7月に発表した企業ビジョン「Audi.Vorsprung.2025」の中で、自動車産業が直面している革命的な時代変化に積極的に対応することを明言している。
その中で、手軽にアウディブランドに接する方法として、アウディ・オンデマンドを実用化した。これまでアメリカ・サンフランシスコ、ドイツ・ミュンヘン、中国・北京、英国マンチェスター、シンガポール、そして香港で導入しており、今回発表された東京での運用は7国目となる。今後、世界各地で合計70以上のサービス拠点を設ける予定だ。
手続きはアプリで簡単操作
日本でのアウディ・オンデマンド運用開始を受けて、アウディ ジャパンは東京港区芝公園の東京プリンスホテルで記者会見を開いた。
この場を選んだことには理由がある。アウディ・オンデマンドのサービスの拠点が、同ホテルに設置されるからだ。配車可能なエリアは、ここから約45分以内の千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、豊島区、そして江東区の都内13区とした。また、千葉県浦安市のディズニーリゾートの一部も含む。
では、具体的にユーザーはどのように予約、受取り、そして返却を行うのか?
アウディ・オンデマンド 手順を説明
まず、スマホの専用アプリを立ち上げて、受取りと返却の日時と場所を指定する。すると、サービスセンターからユーザーに電話があり、受取り・返却場所の詳しい情報をやり取りする。可能な場所は道路交通法で駐停車が可能な場所としており、自宅前、駅、空港、ガソリンスタンド、コンビニなど様々なシチュエーションが考えられる。
ユーザーと直接やり取りするのは、フォルクスワーゲンファイナンシャルサービスと契約するコンセルジュと呼ばれる人たち。アウディやフォルクスワーゲンが主催するドライビングレッスンで講師をするなど、彼らはアウディという商品をしっかりと理解しているアウディのプロである。
そして、返却時にはレンタカーでは面倒なガソリン満タンの義務はない。つまり、借りた状態でのガソリン満タン分の燃料代が込みでの車両使用料となる。
「所有から共有」シフトが加速するのか?
東京で始まるアウディ・オンデマンド。アウディ関係者は「われわれとしてまったく新しい試みであり、当面はサービスとして実績目標は立てない。市場からの声を聞きながら、サービス対象範囲を都内で拡大、または他の都市での展開を模索したい」という慎重な姿勢を崩さない。
ただし、利用条件は国際免許証を含むため、海外からのインバウンド観光客も利用可能であり、アウディの想定以上の需要が生まれる可能性もある。
世界の自動車産業はいま、自動運転、EV、コネクテッドカーという3つの技術領域の進化に合わせて、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)と呼ばれる新種のサービスモデルが世界各国で続々と誕生している。
代表例としては、個人所有者をタクシーのように使うライドシェアリングがあり、アメリカではウーバーとリフト、東南アジアではシンガポールのグラブ、インドのオラ、そして中国では滴々(ディディ)などが急速に事業を拡大している。こうした自動車メーカーではない第三者によるサービスだけではなく、ダイムラーとBMWは今年3月にCAR2GOなどのカーシェアリング事業を統一すると発表するなど、MaaSでの新たなる競争図式が生まれている。
アウディ・オンデマンドも、こうした自動車産業大変革という氷山の一角に過ぎない。近年中に、日系メーカーを含めて様々なMaaSが実用化されることは間違いない。
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