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もしかしたら最後のW12気筒搭載のハイパフォーマンスベントレー!? フライングスパーに「スピード」を設定

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もしかしたら最後のW12気筒搭載のハイパフォーマンスベントレー!? フライングスパーに「スピード」を設定

 この記事をまとめると

■ベントレー・フライングスパーに「スピード」が追加された

ジェームズ・ボンドの愛車は本当はベントレーだった! 007=アストンマーティンになった裏事情とは

■ダークティントしたフロントグリルやヘッドライトでスポーティさを強調して存在感を高めたモデル

■635馬力の6リッターW12ツインターボエンジンが究極のドライビングエクスペリエンスを提供

 フラッグシップモデルに最強のモデルがついに登場

 ベントレーのカタログモデルにはふたつの最高峰グレードが存在する。ひとつは乗員のおもてなしや快適性を追い求めたラグジュアリーラインの「マリナー」、そしてもうひとつは究極の走行性能を追い求めたハイパフォーマンスラインの「スピード」。このふたつのグレードが各モデルには設定されており、そしてまた現在のベントレーを象徴するグレードにもなっている。

 そんなベントレーの双璧をなすグレードのひとつである「スピード」が、フラッグシップサルーンのフライングスパーにも設定された。

 フライングスパー スピードは、ハイパフォーマンスを追求した「スピード」グレードだけに、エクステリアも特別だ。外装は、フロントグリルとヘッドライトとテールランプをダークティント仕立てとすることでより精悍な印象になった。また、フロントフェンダー下部に「スピード」のバッジが装着されるのは、「スピード」ではお馴染みだ。

 22インチのホイールはダークティント、グロスブラック、シルバーペイントの3色から選択が可能で、さらにオプションの22インチスポーツデザインホイールには、グロスブラックとペールブロドガーサテンの2色を用意する。

 また、オプションでエアロキットのスタイリングスペシフィケーション(カーボンファイバー製フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザー、トランクリッドスポイラー)と、クローム部分をダーク仕上げにするブラックラインスペシフィケーションも設定される。

 内装にもブラックを用いて高級感を演出

 内装は、乗員の手に触れる部分すべてにダイナミカピュアという73%の再生ポリエステルから作られた素材を用いて独自の配色が施される。また、インテリアカラーの選択肢は5色から15色に増え、ピアノブラックベニアを標準に、クラウンカットウォールナット、ダークステンドバーウォールナット、ダークフィドルバックユーカリが新たに無償オプションとして設定された。

 さらに、フロントシートとリヤシートにそれぞれヒーターやベンチレーション、マッサージ、メモリーポジション(2ポジション)などの快適機能を備えるなど、乗員への配慮も怠らないところはベントレーのフラッグシップモデルに相応しいといえるだろう。

 パワートレインには、最高出力635馬力、最大トルク900Nmの6リッターW12ツインターボエンジンを搭載。このパワーは必要に応じてフロントアクスルにも駆動力が分配されるアクティブ全輪駆動システムによって路面へと伝えられる。

 また、足まわりにも手が加えられており、高速道路での安定性や街中での小まわり性能を向上させるために後輪を操舵するエレクトロニックオールホイールステアリングを標準装備。さらに、ベントレーならではの乗り味を実現させるために、ベントレーダイナミックライドシステムを採用。48Vの電子アクチュエーターユニットを制御してアンチロールバーの硬さを変更することで、ハンドリングと乗り心地の両方を向上させることに成功している。

 この結果、フライングスパー スピードは、0-100km/h加速が3.8秒、最高速度は333km/hと、スポーツカー顔負けの一級品の性能を持ち合わせることとなった。

 2030年には全モデルを電動化することを発表しているベントレー。このフライングスパー スピードは、もしかしたら最後の純内燃機関W12気筒搭載のハイパフォーマンスモデルとなるかもしれない。

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