夜行バスに最強の「プライベート感」
ウィラーは2023年9月8日(金)、夜行高速バスの新シート「DOME(ドーム)」を発表しました。3列シートの夜行バスに採用されます。
ウィラーエクスプレスの夜行路線に投入される新シートです。1席1席が「シェル型のパーテーション」で空間として独立しており、そこに大型のフード(カノピー)を下ろすことで、寝顔を見られることなく、暗い車内で他の人に気兼ねすることなくスマホを使えるなど“圧倒的個室感”を実現しているといいます。
シェル型のシートは2017年発表の「リボーン」を踏襲したもので、リクライニング時に後ろを気にしたり、前のシートがリクライニングしても空間を邪魔されたりする心配がありません。今回はフットレストのほか、初めて稼働式の腰当てクッションを備えているとのこと。
また、大型カノピーは4列シート「リラックス」の改良版として今年4月に登場した「プライム」で使う大型を採用。カノピー内にスマホホルダーを設置しており、視聴をラクにしています。
また、夜間走行時は車内を完全消灯とせず、青色の間接照明を点灯するとのこと。眠りの邪魔にならず、スマホの光も気にならない明かりだということです。
この「ドーム」を採用した便は1台あたり全26席で、10月6日(金)から東京 名古屋線の夜行便へ投入。価格は通常6900円のところ、11月30日出発分までは片道4500円(2列席)、5000円(独立席)で販売するといいます。
なお、年内には東京 大阪線でも「ドーム」を運行する予定だそうです。
※一部修正しました(9/8 17:56)
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