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初代デミオの開発者が語った裏テーマはなんと「素うどん」! マツダの危機を救った「小さな英雄」の知られざる姿
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クルマに必要十分なものだけで作った「引き算の美学」

 素うどん。これは有名な話で、筆者自身も当時、開発主査のMさんがそう仰るのを取材後の会食の席で聞いたことがあったが、初代デミオの開発のいわば裏コンセプトが「素うどん」だった。

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 かき揚げも玉子も入れない素うどんかぁ……と、感慨深く受け止めた記憶がある。初代デミオが市場投入されたのは1996年8月のことで、経緯でいうとマツダは「5チャンネル化」がうまくいったとはいえず(サラッと書けば)何かと大変な時期だった。そのなかで、この小さなデミオは大ヒット作となり、マツダの業績回復にも貢献したのだった。

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みんなのコメント

13件
  • それでいい…
  • 実際、当時のHONDAロゴ、TOYOTAスターレット、日産マーチ、ダイハツパイザーという競合の大半を廃版に追い込んだ名車だった。
    全く売れなかったらレビューの低床を生かして今じゃ当たり前の家族4人の小型車を成立させたパッケージングは素晴らしく、ドイツでもそこそこ走っていたのを見たくらい。
    二代目くらいまでは先進性があったけど、三代目のコストダウン、今のはディーゼルを積むための別物で残念ながら当時の設計思想は残っていない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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