はじめに
もし、現行シードのデザインやエルゴノミクス、確かな走りが、キアが量販ハッチバックのメーカーとして欧州各社に近づいたと見てもいいだろうことを示しているとすれば、今回のXシードは欧州の顧客層のまさに今の好みを捉えたクルマだといえる。
言い過ぎだと思うなら、こんな事実を思い出してほしい。巨大市場である小型車セグメントは今や、販売台数の実に半分程度をクロスオーバー的なものに占められているのだ。であれば、Xシードは市販しないという手はないような、ユーザー待望のクルマである。
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