■今でも販売され続けている国産ステーションワゴンは?
1990年代のRVブームでは、ステーションワゴンはミニバンや4WD車と並んで人気のクルマとして知られていました。しかし、ミニバンが現在でも高い人気を維持し続け、4WD車もSUVへと呼び名が変わってますます需要が伸びるなか、ステーションワゴンは車種数が減少しています。
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現在も販売されている国産ステーションワゴンは、どのようなクルマなのでしょうか。3車種をピックアップして紹介します。
ステーションワゴンは、セダンやハッチバックなどのボディをベースに、荷室をクルマの後ろ方向へ拡大したクルマです。長尺物も載せやすい広大な荷室と、ミニバンやSUVより低い着座位置が特徴です。
かつて、ステーションワゴンは多くのメーカーがラインナップするボディタイプのひとつで、サイズの違う複数のステーションワゴンを揃えるメーカーも、決して珍しくありませんでした。
しかし、現在は国産メーカーのステーションワゴンの車種数は減少傾向にあり、なかには日産や三菱のように2019年時点でステーションワゴンを国内販売していないケースもあります。
数少ない国産ステーションワゴンのなかから、3車種をピックアップして紹介します。
●トヨタ カローラフィールダー
トヨタ「カローラフィールダー」は、カローラシリーズの1モデルに含まれるステーションワゴンです。
初代カローラフィールダーが2000年に発売される以前は、「カローラワゴン」という車種名で販売されていました。
2012年に発売された現行型の3代目モデルは、全長4400mm×全幅1695mm×全高1475mm(1.5Xグレード)という扱いやすいボディサイズながらも、荷室容量は407リッター(定員乗車時、以下同様)を確保しています。
選択できるパワートレインも豊富で、1.5リッター/1.8リッターガソリンエンジンと1.5リッターハイブリッドから選択することができます。
一方、トヨタはカローラを一新してワゴンモデルの「カローラツーリング」を2019年秋に国内投入すると発表しています。
新型カローラツーリングでは、グローバルモデルと共通のプラットフォーム(TNGA)を採用し、走行性能の向上が図られている一方、専用のナローボディが採用され日本市場の道路事情にも配慮されています。
日本で支持され続けてきたステーションワゴンが、どのように進化するのか注目されます。
●マツダ アテンザワゴン
マツダ「アテンザワゴン」は、マツダアテンザシリーズのワゴンタイプにあたるクルマです。
2012年に発売された現行型モデルは、マツダの新世代技術群「SKYACTIVテクノロジー」と、同社のデザインコンセプト「魂動デザイン」が採用されたモデルとして登場しました。
アテンザはマツダの車種ラインナップのなかで上位に位置づけられていることもあり、ワゴンのボディサイズは全長4805mm×全幅1840mm×全高1480mmと比較的大柄です。
しかし、そのボディサイズを活かした伸びやかなシルエットは、数少ない国産ステーションワゴンのなかでも特徴的なデザインとなっています。
荷室容量は506リッターと大型で、リアシート連動で開閉する「カラクリトノカバー」が装備されるなど、機能性も追求されています。
パワートレインは、2リッター/2.5リッターガソリンエンジンと、2.2リッタークリーンディーゼルターボエンジンの3種類です。
■ワゴンを求める声はいまなお存在
●スバル レヴォーグ
スバル「レヴォーグ」は、国内市場向けのモデルとして開発され、2014年に発売されたステーションワゴンです。
同社のステーションワゴンの看板モデルとして知られてきた「レガシィツーリングワゴン」の実質的な後継車ともいえます。
ボディは全長4690mm×全幅1780mm×全高1495mmと、国内の道路事情でも取り回しやすいサイズに収められました。
荷室容量は522リッターと大容量で、かつ凹凸の少ないフラットなフロアとなっています。
またリヤシートはスバル初の4:2:4分割可倒式が採用され、多人数乗車時も長尺物が乗せられるよう設計されました。
パワートレインは1.6リッター/2リッター直噴ターボエンジンが設定されています。
※ ※ ※
ステーションワゴンは以前よりもメジャーなボディタイプではなくなってしまったものの、現在も一定の需要は保っています。
セダンに近い着座位置のステーションワゴンでは、背の高いミニバンにはないドライビングプレジャーを味わうことができるからです。
また、ミニバンのデザインには生活感を感じてしまう、というファミリー層への受け皿として、今後ステーションワゴンに注目が集まる可能性もあります。
ステーションワゴンがかつてのような盛り上がりを見せるのか、今後注目されます。
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