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乗るたびに異世界転生! 衝撃デザインにアガること間違いなしのクルマのインパネ6選

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乗るたびに異世界転生! 衝撃デザインにアガること間違いなしのクルマのインパネ6選

 この記事をまとめると

■インパネデザインが秀逸なモデルを紹介

今となってはレトロだが当時は「未来感」にシビれた! 1周回って斬新な「インパネ」の80年代国産車4選

■もはや異世界転生レベルの超個性的デザインを集めた

■最近のトレンドは大画面モニター

 常に視界に入るからこそ重要なインパネデザイン

 クルマを好きになるファクターとして、スタイリングやパフォーマンスも重要ですが、居住性やインテリアをあげるユーザーも数多くいるはず。なにしろ、クルマは眺めているよりシートに腰かけている時間のほうがはるかに長いもの。インテリアやコンソールに目がいくのも当然で、ここが好きになれないと「なんだかパッとしない」気分になりがち。

 そこで、個性的なインテリアをもつクルマたちをご紹介。ご自分の愛車と比べてみるも良し、奇想天外! と笑ってご覧になるのもまた楽しいかと。

 シボレー・コルベット C8

 クルマのインテリアを男っぽく表現して「コクピット」などと呼ぶことがあります。戦闘機やF1などからもってきたようですが、コルベットC8(現行モデル)はまさにコクピットという表現がピッタリ。

 さっきまでベッドで寝ていて、起き抜けにこのクルマに乗りこんだりしたら、まさに異世界転生。縦に並んだ各種スイッチや、ドライバーを取り囲むようなコンソールで「生まれ変わった先では腕っこきパイロット」的なテイストです。

 もちろん、見た目だけでなく機能的にも屈指の出来栄え。もっとも、パッセンジャーシートとは隔絶感もあるため、転生した先で王女様を救って逃避行といったストーリーは期待できそうにありません。

 シトロエン BX

 フランス車、とりわけシトロエンは異世界転生クラスのデザインが目白押し! むしろ、日本人が考える「スタンダード」なデザインのほうが少ないくらいでしょう。といっても、こちらのBXはイタリアン・カロッツェリア「ベルトーネ」によるデザインで、1980年代に同社のトップデザイナーをつとめた、マルチェロ・ガンディーニの作。

 どこから見ても革新的なデザインですが、ダッシュパネル周辺、とくに円筒状のメーターが回転表示するボビンメーターは現在でも伝説として語り継がれているほど。

 デジタルパネルが主流となっている現代からみれば、たしかにギミックというか立体的な動きは異世界な香りムンムンといったところでしょう。

 使い勝手最優先からエンタメ性最優先まで、インパネは個性豊か

 シトロエン・C4ピカソ

 現代ではスタンダードとなったスペースユーティリティの追求も、ケチで有名なフランス人が納得するデザインとなると、やっぱりシトロエンにたどり着いてしまいます。ファミリーカーの傑作として知られるC4ピカソは「せっかくだったら景色も見られるだけ見たい」的な要望に応え、室内から見晴らす可視エリア(フロントスクリーン)の最大化に加え、ルーフトップすらガラス張りという徹底ぶり。

 その結果、室内はサンルームのような陽射しにあふれ、バカンス好きな同国人からバカ受け! ちなみに、スピードメーターは赤い針がセンタリングされ、デジタル表示が左右に動くボビンメーター風デザインも憎たらしいほどオシャレ。レガシー(遺産)に不自由しないメーカーは、こういうところ羨ましいですよね。

 いすゞ ピアッツァ

 日本でもバブル黎明期にはイカしたデザインのクルマがいくつもデビューしました。いすゞが117クーペに続いてジウジアーロにデザインを依頼したピアッツァもそんな1台。1981年当時、デジタルメーターやステアリング周辺にスイッチを機能的に配置したサテライトデザインはスタイリッシュなボディワーク以上の評判だったかと。

 現代の基準で見ればゲームボーイ並みの液晶なんですが、ニードル式アナログメーターに慣れたドライバーの目には「異世界」だったに違いありません。加えて、ステアリング左右のスイッチユニットに位置の調整機構がついているため「ステアリングから手を放すことなく操作可能」という宣伝文句どおり、じつに使いやすかったことも忘れられません。

 なお、ドイツのチューナー「イルムシャー」がチューンしたバージョンでは、モモのステアリングやレカロシートなど、当時のお約束パーツがおごられていましたっけ。

 BMW i3

 いつの頃からか、車内に「タブレット置いてあるの?」と思うとそれが多機能液晶モニターだったりすることが増えてきました。おそらくは、このi3やテスラが先鞭をつけたのではないでしょうか。

 もっとも、BMWのiコンセプト(シリーズ)は「カーボンニュートラル」や「サステナブル」といったクルマ好きには馴染みの薄いワードが山盛りで、これまた「転生したらクルマがSDGsとやらに浸食されていた」とかなんとか奇妙なテイストが味わえる仕上がりです。

 デザインや使い勝手は現在でもトップクラスですが、特筆すべきはペットボトルのリサイクル材やらユーカリ、ケナフ(麻の一種)を多用しており、クルマ好きはもとより「環境保護」好きにグッとくるところかと。

 テスラ・モデル3

 テスラはいずれのモデルも「未来」を感じさせるインテリアで定評あるメーカーですが、モデル3に至ってはもはや未来を通り過ぎて文字どおりの異世界、マルチバースといっても過言ではないでしょう。

 なにしろ、ご覧の通り大型モニターがセンターにデンと構えているだけの室内はシンプルというよりも、むしろ「ラウンジ」感マックス。たとえば、自動運転に身を任せつつ行き先の天気をチェックしたり、あるいはリモートワークに精を出すかのようなイメージが膨らみます。

 もっとも、アナログメーターや各種スイッチ、ダイヤルなどを装備するよりも液晶モニターのほうがはるかにコストダウンできると聞くと、未来感もなにやら生臭くなってくる気がします。

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モーサイ

みんなのコメント

7件
  • 初代トヨタヴィッツのインパネ周りも、初めて見た時は衝撃的だった。
    センターメーターには賛否両論あるだろうし、質感に関しては何も言わないが、当時の既存のどの車とも似ていない斬新で奇抜なデザインにも関わらず、慣れればとても使いやすかったのを覚えている。
  • はじめはサーブの鍵穴はどこだ?からでした。
    シフトレバーの位置や形状からディスプレイの内容の表示まで、パネルのデザインってたしかに個性豊か。
    どのクルマも、慣れるまでは?が続くと思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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