■トヨタ新型「9人乗りミニバン」発表に反響も
トヨタのイギリス法人は電動化戦略の一環として、商用バン「プロエース」をベースにした新型「プロエース ヴァーソ EV」と新型「プロエース シティ ヴァーソEV」を発売すると、2024年2月6日に発表しました。これについて、ユーザーからも反響が集まっています。
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プロエースは、トヨタが欧州市場で展開している商用バンです。そのうちヴァーソは、最大9人乗りで装備の拡充を図った乗用仕様に名付けられています。
今回発表されたのは、そんなヴァーソをBEV(バッテリー式電気自動車)化したモデルです。
プロエース ヴァーソEVのボディタイプは、リアオーバーハングの長さが異なる2種類。ロングが全長5309mm×全幅1920mm×全高1899mm、ホイールベース3275mm。ミディアムが全長5599mmです。
パワーユニットは、100kWの電気モーターと50kWhのリチウムイオンバッテリーで構成され、一充電走行距離は最大143mile(約230km)。急速充電器を使えば30分で80%程度まで充電できます。
一方プロエース “シティ” ヴァーソEVは、プロエースヴァーソのボディをひと回り小さくしたBEVです。
2種類がラインナップし、ロングが全長4753mm×全幅1848mm×全高1800mm、ホイールベース2975mm。ショートが全長4403mm、ホイールベース2785mmです。
どちらもシート配置は2-3の5人乗り。パワーユニットは先述したものと同じ100kWの電気モーターと50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載します。
価格はプロエース ヴァーソ EVが4万2998ポンド(約811万円)から、プロエース シティ ヴァーソEVが3万4113ポンド(約643万円)から。3月以降デリバリー開始となっています。
これについてユーザーからは、「かっこいい」「いいな」「海外ホテルの送迎で使われそう!」の声や、「海外も続々とEV車出てきてるなあ」とEVに触れる声など、さまざまな反響が寄せられていました。
ちなみに、イギリスで販売されるプロエースシリーズの商用モデルは引き続きディーゼルエンジンが設定されますが、乗用モデルのヴァーソはBEV一本化となりました。今後、商用モデルにもBEVを設定するとしています。
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