2021年7月14日、アウディ ジャパンは、クーペのようなスタイリングを特徴とするプレミアムミドルサイズSUV、Q5スポーツバック/SQ5スポーツバックを発表した。Q5スポーツバックは2021年8月17日から販売を開始、SQ5スポーツバックは今秋からの販売となる。なお、Q5スポーツバック導入を記念して装備を充実させた230台の限定モデル「1st エディション」も登場、Q5スポーツバックと同時に販売開始となる。
アウディらしい上質さと実用性を備えてデビュー
アウディQ5スポーツバックは、ミドルサイズSUVとして人気を博しているQ5シリーズに追加されたモデル。e-tronスポーツバックやQ3スポーツバックに続き、SUVでは3番目の「スポーツバック」モデルとなる。
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エクステリアはQ5をクーペスタイルとしただけでなく、シングルフレームグリルや前後バンパーなどを専用デザインとし、またルーフレールを廃してスポーティさを強調しているのが特徴となる。
ボディサイズはQ5と比べて、全長+15mm、全高−5mm、全幅は同寸。クーペスタイリングだが、後席の居住空間はほぼかわらない。またラゲッジスペースの容量もQ5の520L/1520Lに対して 510L/1480Lとほとんどかわらない。
グレード構成はQ5と同様にアドバンスドとSラインの2種類で、アドバンスドはQ8に採用されているグリッド形状のグリルにマットアルミルックの垂直ラインを採用。さらにオプションとして、マトリクスLEDヘッドライトや19インチアルミホイールなどを含むプラスパッケージを用意する。
一方のSラインはスポーツバック専用のアルミニウムルックインサート付ハニカムメッシュグリルとなり、マトリクスLEDヘッドライトを標準装備。前後のLEDライトにはダイナミックインディケーター(シーケンシャルウインカー)を内蔵している。
Q5スポーツバックに搭載されるパワートレーンは、2L 直4ディーゼルターボエンジン(40 TDI クワトロ)のみの設定。これにベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載し、AWDクラッチ付クワトロ4輪駆動システムと7速DCT(Sトロニックトランスミッション)を組み合わせている。
SQ5スポーツバックのパワートレーンは、最高出力354ps/最大トルク500Nmを発揮する3L V6ガソリンターボエンジンに、機械式センターディファレンシャルを搭載する4WDシステムと8速AT(ティプトロニック)を組み合わせる。
エクステリアカラーは、SQ5スポーツバックおよびQ5スポーツバックSライン専用色のクワンタムグレー、ウルトラブルーメタリック、ディストリクトグリーンメタリック、デイトナグレーパールエフェクトの4色を含めて、全10色を設定。そのほかコントラストペイントも用意する。
なお、Q5スポーツバック/SQ5スポーツバックの導入を記念して、限定車「1st edition」も登場。これはQ5スポーツバック Sラインをベースに、通常Q5スポーツバックにはオプション設定のないマトリクスOLED(有機EL)リアライトを特別装備し、さらにコントラストペイントやコントラストカラーの20インチホイール、ダンピングコントロール付きサスペンション、ファインナッパレザーなどを採用したモデル。コミュニケーションカラーのウルトラブルーメタリックが130台、グレイシアホワイトメタリックが100台、計230台の限定販売となる。
アウディQ5スポーツバック/SQ5スポーツバック ラインアップ
Q5スポーツバック40 TDI クワトロ アドバンスド(右):729万円
Q5スポーツバック40 TDI クワトロ Sライン(右):787万円
SQ5スポーツバック(右/左):967万円
限定車Q5スポーツバック 1st edition(右):837万円 ※限定230台
アウディQ5スポーツバック 40 TDI クワトロ アドバンスド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4695×1900×1660mm
●ホイールベース:2825mm
●車両重量:1910kg
●エンジン:直4 DOHCディーゼルターボ
●排気量:1968cc
●最高出力:150kW(204ps)/3800-4200rpm
●最大トルク:400Nm/1750-3250rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:軽油・70L
●WLTCモード燃費:14.5km/L
●車両価格:729万円(税込み)
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