電動化を推し進めるポルシェらしいSUVに進化!
“ターボ”も用意
1月25日、ポルシェは、新しい「マカン」を発表した。
新型マカンは、プレミアムプラットフォームエレクトリック (PPE) アーキテクチャーを使う。主要部品はアウディ「Q6 e-tron」と共有する。
エクステリアは、従来のマカンと異なり、現行「タイカン」を彷彿とさせるデザインに改められた。リヤまわりは、ダウンフォースを増やすため格納式スポイラーを設置。全体的によりスタイリッシュとなった。ボディサイズは全長4784mm、全幅1938mm、全高1622mm。
インテリアは、12.6インチのデジタルメーターと、10.9インチのインフォテインメント用モニターが目をひく。オプションで助手席側にも専用のデジタルディスプレイを設置できる。
AI(人工知能)を使った音声アシスタントシステムも搭載。「Hey Porsche」と呼びかけることで起動し、車両の各種設定をコントロール可能だ。シフトセレクター位置はダッシュボード上に移された。センターコンソールにはスマートフォンのワイヤレス充電機能が設置された。
搭載するパワートレインはデュアルモーター。マカン4は最高出力300kW&最大トルク650Nm、マカンターボでは最高出力470kW&最大トルク1130Nmに達する。0~100km/hの加速タイムと最高速度は、前者が5.2秒と220km/h、後者がわずか3.3秒と260km/hの俊足を誇る。
車体下部には総容量95kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。最大充電容量(ピーク)270kWの800V充電ステーションを利用すれば、21分以内に10~80%まで充電可能だ。ブレーキ時や減速時に最大240kWの電気エネルギーを回生できるのも特徴だ。航続可能距離は満充電時、マカン4で613km、マカンターボで591km。
足まわりではマカンターボにポルシェアクティブサスペンションマネージメント (PASM) と可変電子ダンピングコントロールを組み合わせたエアサスペンションシステムを採用した。両モデルにはマカン初のオプションとして、後輪操舵システムも用意した。
新型マカンの日本導入時期などは未定。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
日本でも人気だったけど、売れなくなるね。