流行へ左右されない純粋な美しさ
フェラーリ・デイトナのトレードマークといえる、シャークノーズのフロントエンドが完成したのは、4番目のプロトタイプからだといわれている。かくして、1968年10月のパリ・モーターショーで365 GTB/4は華々しくデビュー。大きな反響を呼んだ。
【画像】FRの通称デイトナ フェラーリ365 GTB/4 先代の275 GTB 現行の812シリーズも 全109枚
このモデル名は、1気筒あたりの容量が365ccであったことと、カムシャフトが4本組まれていたことが由来。同時に、1967年のデイトナ24時間レースでフェラーリ330 P4が1-2フィニッシュを飾ったことをきっかけに、デイトナとも呼ばれるようになった。
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