この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2024が開催された
86&BRZは7年! GT-Rは12年! 毎年改良し続ける国産スポーツカーを中古で買うならどの年式が正解?
■チューニングショップのグループ、RH9がブースを出展
■GR86/BRZのチューニングトレンドをチェックした
GR86/BRZのチューニングトレンドをチェック!
合同でパーツ開発などを行っているチューニングショップのグループであるRH9。大阪オートメッセにも複数のショップが出展していた。そのなかには当然現在チューニング業界で話題のクルマとなっているGR86/BRZの姿もあった。JUNオートメカニックのGR86とフェニックスパワーのBRZから、GR86/BRZのチューニングトレンドを見ていこう。
JUNオートメカニックにはオリジナルエアロからスタート
ハードチューンで知られているJUNオートメカニックはGR86をブースに並べていた。まだまだ熟成時期とのことで、エンジンはノーマルをベースにライトチューニングな仕様となっていた。
ポイントはオリジナルのエアロパーツで、フロント・サイド・リヤそれぞれに用意されたディフューザーやカーボンボンネット、エアロミラーなどだ。まだハードなチューニングを行うユーザーは少ないとのことで、ユーザー目線の車両開発をしているとのこと。
A052などのハイグリップタイヤを選択しても良いが、ユーザーの実用を考えてあえてアドバンネオバを装着しているそうだ。
フェニックスパワーはコストを抑えてパワーアップを提案
フェニックスパワーのBRZはHKS製のスーパーチャージャーを装着している。そのように聞くと各部を強化しているのかと思いがちだが、フェニックスパワーはコストを抑えてパワーアップすることをテーマとしてBRZを仕上げている。
エンジンの腰下やクラッチは現状ノーマルで問題ないとのことで、純正コンピューターの書き換えやマフラーの変更などを含めて130万円ほどのプランとなっているとのこと。現在最高出力は355馬力を発生しているそうだ。
先代モデルより直噴の容量が増えているのもローコストに抑えられるようになったポイントとのこと。先代モデルに比べてチューニングベースとしての適性が上がっているといえるのではないだろうか。
GR86/BRZをチューニングする上でのポイントは?
GR86/BRZのチューニングを行う上で、重要となってくるのがオイルパンのバッフル追加とマフラーとのこと。オイルパンはスポーツ走行時に安定したオイル供給を行い、エンジンを壊さないために重要なポイントとなってくる。
マフラーは全体的なエキゾーストシステムとして交換するのが結果としてリーズナブルに高性能を得ることができる。確かにテールピースを最初に交換し、その後スポーツ触媒やエキマニに手を出していくというのはよくある話だが、エキマニからテールピースまでセットで交換するのが結果として遠まわりしなくていいとのことだ。
GR86/BRZのチューニングはまだまだ始まったばかり、今後の展開やトレンドにも注目していきたい。
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