2021年1月7日、アウディ ジャパンはミドルセダン/ワゴンのA4/A4 アバントにクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを追加して発売すると発表した。
2種類のクリーンディーゼルに2種類のグレードを設定
A4/A4アバントは、アウディのDセグメント セダン/ワゴンだ。現行型は2015年に発表された5代目にあたり、2020年10月のマイナーチェンジでエクステリアデザインを大幅に刷新した。
●【くるま問答】ガソリンの給油口、はて? 右か左か、車内からでも一発で見分ける方法教えます(2020.01.21)
今回、日本仕様のA4シリーズとしては初めてクリーンディーゼルエンジンのTDI搭載モデルが新たに設定された。35TDIと40TDIというグレード名で、パワーの異なる2種類の2L直噴ターボディーゼルエンジンを搭載。advanced(アドバンスド)とS line(Sライン)という、装備の異なる2種類のグレードを用意する。
アドバンスドはLEDヘッドランプ&テールランプ、ダイナミックターンインジケーター、さらにサイドスカートなども標準装備し、従来のSラインよりもさらにスポーティなものとなっている。Sラインにはボンネットスリットや専用バンパー、チタンブラックのハニカムメッシュシングルフレームグリルなど、RSモデルのデザイン要素が盛り込まれている。またインテリアにはブラックグラスルックコンソールパネルを標準装備して、より質感を高めている。
35TDIにはMHEVシステムも組み合わされる
35TDIは、アルミニウム製のクランクケースや鍛造ピストンを採用して20kg以上の軽量化を実現。最高出力は163ps、最大トルクは380Nmを発生し、トランスミッションはより効率を高めた7速DCTを組み合わせ、前輪を駆動する。
またベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオンバッテリーを搭載する12V MHEV(マイルドハイブリッド)システムを備え、エネルギー回生機能を高め、コースティング(惰性走行)時にエンジンを完全に停止するなどして、WLTCモードで17.1km/Lという優れた燃費性能を実現している。
一方の40TDIはディーゼルエンジンのみでの駆動となり、最高出力190ps/最大トルク400Nmを発生。トランスミッションは35TDIと同じ7速DCTを組み合わせ、駆動方式は機械式センターディファレンシャルを搭載したクワトロシステム(4WD)を採用し、ダイナミックな走行性能を実現。セダンのA4 40TDIで0→100km/h加速は7.7秒、最高速は241km/hを誇る(欧州仕様車 測定値)。
主なグレードと価格は、A4セダンは35TDI アドバンスドの538万円~40TDIクワトロ Sラインの612万円。A4アバントは35TDI アドバンスドの567万円~40TDI Sラインの641万円。ハンドル位置はいずれも右のみ。また、全グレードともエコカー減税の対象車となっている。
[ アルバム : アウディ A4 ディーゼル はオリジナルサイトでご覧ください ]
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
そして、日本に30年遅れのマイルドハイブリッド!