10月20日、日産自動車(以下、日産)は、「キャラバン」の改良モデルを発表した。
2012年に登場した現行キャラバンは、初代から数えて5代目だ。商用版と乗用版の2種類を用意する。
今回改良を受けたのはガソリン・モデルだ。車名は、これまでのNV350キャラバンからキャラバンのみに変更された。
フロントグリルとフロントバンパーが新しくなり、よりダイナミックで力強く、存在感のあるデザインに変わった。ボディカラーには、雪原を想起させる「ピュアホワイトパール」、漆黒の夜空をイメージしたという「ミッドナイトブラック」、そして「ステルスグレー」の3色の新色を追加し、計8色のラインアップになった。
ブラック基調のインテリアでは、メーター・デザインを5インチTFTディスプレイ付きに変更し、視認性を高めたという。ステアリング・ホイールは形状を、シート表皮は生地を変更した。
フロント・シートは、中立姿勢を維持し長時間のドライブでの疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」を全車標準装備した。さらにシートバックや座面、ステアリング・ホイールのグリップ部分には、ウイルスや菌の増加を抑制する抗菌加工を施す。
エンジンは2.0リッターと2.5リッターの2種類で、どちらも直列4気筒ガソリンだ。オートマチック・トランスミッションは5段から7段に多段化され、マニュアルモードも追加された。
多段化によって、動力性能と燃費性能、そして高速走行時の静粛性が向上したという。従来あったマニュアル・トランスミッションは廃止された。
ミリ波レーダーとカメラを併用した先進安全パッケージも搭載する。新たに全車標準化された「インテリジェント・エマージェンシーブレーキ」は、車両のみならず歩行者の検知も可能だ。さらに、デジタルルームミラーをEXグレード以上に標準化した。360°カメラシステムの「インテリジェント・アラウンドビューモニター」の機能性も向上した。
新型キャラバンの価格は、商用版(マイクロバス含む)が241万2300~375万4300円で、乗用版が278万4100~409万7500円。
文・稲垣邦康(GQ)
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