現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 3月の輸入車販売は前年比99.0%と復調傾向。車種別、第1四半期販売ランキングは?! (2024年3月・輸入乗用車販売TOP20&1-3月モデル別TOP10 )

ここから本文です

3月の輸入車販売は前年比99.0%と復調傾向。車種別、第1四半期販売ランキングは?! (2024年3月・輸入乗用車販売TOP20&1-3月モデル別TOP10 )

掲載 5
3月の輸入車販売は前年比99.0%と復調傾向。車種別、第1四半期販売ランキングは?! (2024年3月・輸入乗用車販売TOP20&1-3月モデル別TOP10 )

 3月の輸入車新規登録台数(乗用車)は28,089台となり、前年同月(28,376台)に対し、99.0%とほぼ前年並みに。新年から3カ月連続の減少とはなったものの、復調傾向にある。一方、国内ブランドの輸入乗用車は、8,259台、同236.7%と大きく増加している。

 輸入車登録台数ランキングはメルセデス・ベンツが5,883台(前年同月比102.1%)で首位。2位には先月の7位(1,190台)から急上昇のホンダ。ここ数年2位争いを続けるBMWやVWなどドイツブランドを一気に抜き去った。3位以降はBMW(同比112.2%)、アウディ(同比117.9%)と続く。販売が前年並みに持ち直してきたせいか、先月と違い、全体的に前年超えするブランドが多かった。その他、BYDが前年の倍以上の登録実績となっているのが印象的だ。

2月の外国メーカー輸入車販売は前年比93.5%。日本ブランド輸入乗用車は同176%と上昇! (2024年2月・輸入乗用車販売TOP20)

 ホンダが輸入車ランキングで先月の7位から2位に躍進。タイ生産のWR-V(2,185台)、アコード(962台)、中国生産のオデッセイ(1,301台)と各モデルの輸入が本格化している(台数はホンダ広報より)。WR-Vの受注状況は好調で、4月22日時点で約13,000台、およそ半年の工場出荷待ちとのこと。WR-Vの輸入台数次第ではトップのメルセデス・ベンツを上回る可能性も十分にある。30年以上前に日米貿易摩擦の緩和策のひとつとしてホンダ・オハイオ工場からアコード・クーペやワゴンをUSアコードとして輸入していた時期があった。どの国でも生産技術を高レベルで維持できるようになった今、日本メーカーの海外生産車輸入はますます増えるかもしれない。

 外国メーカー車モデル別新車登録台数(2024年1-3月)

 今年1-3月のモデル別セールスランキングがJAIAより発表された。トップはBMWミニが変わらぬ強さを見せトップ。3位にはなんとメルセデス・ベンツGLC。常連Cクラスを上回る結果に。8位にはランドローバー・ディフェンダー110。興味深い高価格帯モデルのランクインとなっている。

1 BMWミニ 4,126台
2  フォルクスワーゲン・ゴルフ 2,899台
3 メルセデス・ベンツGLC 1,797台
4 メルセデス・ベンツGLB 1,748台
5 メルセデス・ベンツCクラス 1,724台
6 BMW2シリーズ 1,615台
7 アウディA3シリーズ 1,551台
8 ランドローバー・ディフェンダー110 1,418台
9 アウディQ3 1,390台
10 BMW3シリーズ 1,293台

JAIA発表・車名別輸入車新規登録台数より(2024年1月~3月登録数)

こんな記事も読まれています

4月乗用車マーケットは徐々に改善方向へ!?シエンタ、ヴェゼル、アルファードが好調!(24年4月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
4月乗用車マーケットは徐々に改善方向へ!?シエンタ、ヴェゼル、アルファードが好調!(24年4月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
カー・アンド・ドライバー
4月のSUVセールスランキング、ホンダ・ヴェゼルが初の首位!(24年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
4月のSUVセールスランキング、ホンダ・ヴェゼルが初の首位!(24年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
4月のSUVセールスランキング、ホンダ・ヴェゼルが初の首位!(一部訂正・24年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
4月のSUVセールスランキング、ホンダ・ヴェゼルが初の首位!(一部訂正・24年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
4月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタ首位、2位にはアルファードが浮上!(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年4月)
4月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタ首位、2位にはアルファードが浮上!(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年4月)
カー・アンド・ドライバー
2024年4月の欧州新車販売は前年同月比2桁アップと元気回復。ハイブリッドが29.1%増加
2024年4月の欧州新車販売は前年同月比2桁アップと元気回復。ハイブリッドが29.1%増加
カー・アンド・ドライバー
2024年4月の欧州メーカー別新車販売データ発表。トヨタ好調!
2024年4月の欧州メーカー別新車販売データ発表。トヨタ好調!
カー・アンド・ドライバー
5カ月連続の前年割れの中、スズキ勢や三菱デリカミニが好調!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年4月)
5カ月連続の前年割れの中、スズキ勢や三菱デリカミニが好調!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年4月)
カー・アンド・ドライバー
日本車最大の輸出先はアメリカ。では2位はどこ? 輸出先データを調べてみた
日本車最大の輸出先はアメリカ。では2位はどこ? 輸出先データを調べてみた
カー・アンド・ドライバー
「ボルボ EX30」2024年1-4月の輸入EV車名別登録台数1位を獲得
「ボルボ EX30」2024年1-4月の輸入EV車名別登録台数1位を獲得
THE EV TIMES
全車種出荷再開のダイハツはどうなる? 2024年4月の新車販売台数を詳細分析した
全車種出荷再開のダイハツはどうなる? 2024年4月の新車販売台数を詳細分析した
WEB CARTOP
2024年4月の欧州新車販売、12%増 HVは29%増と好調 欧州自動車工業会
2024年4月の欧州新車販売、12%増 HVは29%増と好調 欧州自動車工業会
日刊自動車新聞
ジープ「ラングラー」はなぜ人気!? 日本は全世界で4番目の市場! 米国の“無骨オフローダー”が人気高騰な理由とは
ジープ「ラングラー」はなぜ人気!? 日本は全世界で4番目の市場! 米国の“無骨オフローダー”が人気高騰な理由とは
VAGUE
トヨタの高級ミニバン「アルファード」なぜガソリン車のほうが売れてる? ハイブリッド優勢のモデルが多いなか“例外”となったワケ
トヨタの高級ミニバン「アルファード」なぜガソリン車のほうが売れてる? ハイブリッド優勢のモデルが多いなか“例外”となったワケ
くるまのニュース
【新車価格情報】輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年5月20日時点
【新車価格情報】輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年5月20日時点
カー・アンド・ドライバー
2024年4月の自動車輸出、0.4%増で2カ月ぶりプラス 2023年度の国内生産は2年連続増加 自工会発表
2024年4月の自動車輸出、0.4%増で2カ月ぶりプラス 2023年度の国内生産は2年連続増加 自工会発表
日刊自動車新聞
森永卓郎のミニカーコラム「いすゞ117クーペ」
森永卓郎のミニカーコラム「いすゞ117クーペ」
カー・アンド・ドライバー
インドから輸入しているホンダWR-Vが大ヒット! 日本市場の「常識」が変わるかもしれない
インドから輸入しているホンダWR-Vが大ヒット! 日本市場の「常識」が変わるかもしれない
WEB CARTOP
日本におけるコーンズのベントレービジネス60周年を記念したベントレー3モデルの特別限定車「コーンズ60thエディション」が登場
日本におけるコーンズのベントレービジネス60周年を記念したベントレー3モデルの特別限定車「コーンズ60thエディション」が登場
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

5件
  • yoshi
    >日本メーカーの海外生産車輸入はますます増えるかもしれない。
    今の円安が続けば、逆輸入の旨味は無い。
  • HSR
    adgjmはキャリイです
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

209.9248.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

229.0320.0万円

中古車を検索
WR-Vの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

209.9248.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

229.0320.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村