新たなデザイン思想を採用
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
【画像】ジェネシスの新型EVクロスオーバー【関連モデルと写真で比較】 全82枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ジェネシスは、同ブランド初のEV専用モデル、GV60を発表した。
この新型クロスオーバーは、ヒュンダイ・グループが開発した先進的なEV用プラットフォーム「E-GMP」をベースに開発された。E-GMPは、ヒュンダイ・アイオニック5やキアEV6など、グループの最新EVに採用されている。
350kWの高速充電が可能で、さまざまなサイズのバッテリーや電気モーターに対応している。
GV60は、ジェネシスのSUVラインナップの中でGV70とGV80の下に位置するコンパクト・クロスオーバーだ。欧州市場では、セダンのG80のEV版に続く2番目の完全電動モデルとなる。
スタイリングとしては、ジェネシスのデザイン思想をさらに進化させている。フロント下部には大型のグリルがあり、ダイナミックなパフォーマンスを強調するとともに、高電圧バッテリーの冷却を目的としているという。また、単一パネルの「クラムシェル」ボンネットも採用されている。
全体的なシルエットはクーペスタイルSUVを思わせるもので、フラッシュ式ドアハンドルとデジタルアウターミラーによって、すっきりとしたボディワークを実現した。
リアには、クーペのようなルーフラインのテールエンドに固定式のウイングを配置している。
性能はアイオニック5と同等か
ダッシュボードには2画面のデジタルディスプレイが備わり、センターコンソールには収納スペースとコントロール類が置かれている。シフト操作は球形の「クリスタル・スフィア」で行い、クルマの電源を切ると点灯するムードライトも内蔵されているという。
また、ジェネシスのインテリアとしては珍しいブルーの配色も見られる。
パワートレインの詳細はまだ明らかになっていないが、おそらくアイオニック5やEV6に近いものになるだろう。つまり、バッテリーは58kWhと77.8kWhの2種類で、最大480km以上の航続距離を実現すると思われる。
シングルモーターの後輪駆動モデルでは169psまたは217ps、ツインモーターの4輪駆動モデルでは305psを発揮すると予想される。
ジェネシスは来年欧州で3台のEVを発売するが、GV60はそのうちの1台となる。
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