現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキがトヨタの「ノア」をベースにした新型ミニバン「ランディ」を発売

ここから本文です

スズキがトヨタの「ノア」をベースにした新型ミニバン「ランディ」を発売

掲載 7
スズキがトヨタの「ノア」をベースにした新型ミニバン「ランディ」を発売

G(ホワイトパールクリスタルシャイン)

スズキは、3列シートミニバンの新型「ランディ」を8月8日より発売することを発表した。グレード構成は7人乗りのHYBRID Gと8人乗りのGの2種類を設定。

今週、話題になったクルマのニュース3選(2021.10.30)

なお「ランディ」は、先代までは日産「セレナ」をベースとしたOEMモデルだったが、4代目となる新型では、ベースをトヨタ「ノア」へと変更し、3ナンバーサイズとなった。

広く、自由度の高い室内空間と使い勝手のよさ

HYBRID G インパネ

HYBRID G シート

今回発売する新型「ランディ」は、全長4,695mm、全幅1,730mmのボディーサイズに、室内のセカンドシートスライド量を700mm以上確保したほか、サードシートは片手でワンタッチ格納できるワンタッチホールドシート(5:5分割サードシート)の採用により、多彩なシートアレンジが可能。これらの組み合わせにより、幅広い使い方ができる自由度の高い室内空間を実現している。

G シートアレンジ(スーパーリラックスモード)

G シートアレンジ(ラゲッジモード)

G シートアレンジ(ビッグラゲッジモード)

G シートアレンジ(リヤフラットソファモード)

また、荷室にはスーパーラゲッジボックスを採用。デッキボードをヒモ付フックで開けたままにすることで、高さのある荷物の運搬時に床下の収納スペースを利用することができる。

ハンズフリーデュアルパワースライドドア[ワンタッチスイッチ、挟み込み防止機能付]

さらに、携帯リモコンを身につけている状態で、フロントドア下のセンサー部に足先をかざすだけでスライドドアの開閉ができるハンズフリーデュアルパワースライドドア[ワンタッチスイッチ、挟み込み防止機構付]を全車に標準装備。手がふさがっている状態でもスムーズにドアを開閉することができる。

加えて、開閉途中の位置に止められるフリーストップバックドアを全車に採用した。バックドアの後方が狭いときでも安心して荷物の出し入れをすることができる。

ハイブリッド車とガソリン車の2つのパワートレインの採用

HYBRID Gでは1.8Lエンジンを搭載したハイブリッドシステムを採用。スムーズな加速、優れたレスポンスとともに、ハイブリッドならではのWLTCモード走行23.2km/L(2WD車)の低燃費を実現した。さらに、HYBRID Gには4WD/2WDを自動切り替えする電気式の4WDシステム「E-Four」を搭載*しており、走行安定性と低燃費に貢献している。

そして、ガソリン車のGグレードは2.0LエンジンとDirect Shift-CVTを採用した。これらの組み合わせにより、力強くダイレクトな走りと優れた燃費性能を両立している。

力強く上質なデザイン

新型「ランディ」のエクステリアでは、シャープな印象としたリフレクター式LEDヘッドランプやボディーと同色で仕上げたフードモールディング、シルバーのフロントグリルなどにより、押し出し感のあるスタイルを追求した。

またインテリアでは、ブラックアウトした細いフロントピラーと水平基調のインパネの採用により、見晴らしが良く、スッキリとした上質感のある開放的な運転視界を実現した。

カラーラインアップ

先進の予防安全パッケージを標準装備

安全装備では、車両や歩行者[昼夜]、自転車運転者[昼夜]、自動二輪車[昼]を直進時・交差点右左折時に検知して警報やプリクラッシュブレーキで衝突回避をサポートするプリクラッシュセーフティを搭載。

さらに、「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行なうことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストを搭載した。

その他にも、ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援するレーダークルーズコントロール[全車速追従機能付]に加え、レーダークルーズコントロール[全車速追従機能付]作動時、車線維持に必要なステアリング操作支援を行なうレーントレーシングアシスト(LTA)を採用した。

また、車線から逸脱するおそれがある場合にディスプレイへの表示および警報ブザーまたはステアリングの振動によって知らせると同時に、ステアリング操作を支援するレーンディパーチャーアラート(LDA)も搭載している。

この新型「ランディ」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。

【目標販売台数】

1200台(年間)


【メーカー希望小売価格(税込み)】


※価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。

関連情報:https://www.suzuki.co.jp/car/landy/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

こんな記事も読まれています

まるで[フランス車]の如き乗り心地じゃない!? 中国[小鵬X9]はアルファード/ヴェルファイア以上のドライバーズミニバンなのか?
まるで[フランス車]の如き乗り心地じゃない!? 中国[小鵬X9]はアルファード/ヴェルファイア以上のドライバーズミニバンなのか?
ベストカーWeb
「思う存分泣いてくれ」と言いたかったのに……山本尚貴が掛けた牧野任祐への言葉とスーパーフォーミュラ初優勝という大きな転換点
「思う存分泣いてくれ」と言いたかったのに……山本尚貴が掛けた牧野任祐への言葉とスーパーフォーミュラ初優勝という大きな転換点
AUTOSPORT web
「丸」と「四角」で冷え方に差が出る? エアコンの吹き出し口の形って性能的にはどっちがいいの?
「丸」と「四角」で冷え方に差が出る? エアコンの吹き出し口の形って性能的にはどっちがいいの?
ベストカーWeb
STANLEY牧野任祐、SF初優勝で迎えるGT鈴鹿戦と改めて振り返る苦労「肩の荷がちょっと降りた」
STANLEY牧野任祐、SF初優勝で迎えるGT鈴鹿戦と改めて振り返る苦労「肩の荷がちょっと降りた」
AUTOSPORT web
選手権首位のヌービルが最速。WRCイタリアのシェイクダウンはヒョンデ1-2にオジエが続く
選手権首位のヌービルが最速。WRCイタリアのシェイクダウンはヒョンデ1-2にオジエが続く
AUTOSPORT web
序盤戦ラスト、スーパーGT第3戦鈴鹿のGT500ウイナー&PPを編集担当スタッフがガチ予想
序盤戦ラスト、スーパーGT第3戦鈴鹿のGT500ウイナー&PPを編集担当スタッフがガチ予想
AUTOSPORT web
横っ腹にロゴが入ってるとちょい嬉しかった……なぜ[ツイン]は大人気だったのか?
横っ腹にロゴが入ってるとちょい嬉しかった……なぜ[ツイン]は大人気だったのか?
ベストカーWeb
映画『バグダッド・カフェ』の「聖地」は現在復旧中! ルート66ファンならぜひとも観るべき名作です【ルート66旅_54】
映画『バグダッド・カフェ』の「聖地」は現在復旧中! ルート66ファンならぜひとも観るべき名作です【ルート66旅_54】
Auto Messe Web
王者ノルベルト・キスが圧巻のパーフェクト発進。両日ポールから4戦4勝の完全制覇/ETRC開幕戦
王者ノルベルト・キスが圧巻のパーフェクト発進。両日ポールから4戦4勝の完全制覇/ETRC開幕戦
AUTOSPORT web
スーパーGTスポーティングレギュレーションに小変更。GT300のサクセスウエイト上限値が50kgに
スーパーGTスポーティングレギュレーションに小変更。GT300のサクセスウエイト上限値が50kgに
AUTOSPORT web
四輪駆動の極上クーペ誕生! 最新 BMW M4 CSへ試乗 直6はCSLと同じ550ps 充足感が半端ない
四輪駆動の極上クーペ誕生! 最新 BMW M4 CSへ試乗 直6はCSLと同じ550ps 充足感が半端ない
AUTOCAR JAPAN
「ホンダ/無限」が「OAM2024」人気ブースコンテスト特別賞受賞!「Honda DNA」がしっかり来場者に伝わっていました
「ホンダ/無限」が「OAM2024」人気ブースコンテスト特別賞受賞!「Honda DNA」がしっかり来場者に伝わっていました
Auto Messe Web
バニャイヤ、課題のスプリントで今季初勝利。2位にマルク・マルケス|MotoGPイタリアGP
バニャイヤ、課題のスプリントで今季初勝利。2位にマルク・マルケス|MotoGPイタリアGP
motorsport.com 日本版
日産が「下請法違反勧告後も不適切な取引継続」報道に対する外部調査結果を公表
日産が「下請法違反勧告後も不適切な取引継続」報道に対する外部調査結果を公表
レスポンス
ミキティ、スマホでポチ買いした1400万超の「超高級車」を採点! 気になる点数は? 搭載される「斬新ド派手ドア」の開閉に「天才!」「未来的」の声も
ミキティ、スマホでポチ買いした1400万超の「超高級車」を採点! 気になる点数は? 搭載される「斬新ド派手ドア」の開閉に「天才!」「未来的」の声も
くるまのニュース
VWベストセラー商用車 新型「T7」トランスポーターは約620万円から ディーゼル、PHEV、EVを導入
VWベストセラー商用車 新型「T7」トランスポーターは約620万円から ディーゼル、PHEV、EVを導入
AUTOCAR JAPAN
ベントレーがワンちゃんの祭典をサポート!?「グッドウッド」ならぬ「グッドウッフ」で「ベンテイガ肉球フォトブース」とは?
ベントレーがワンちゃんの祭典をサポート!?「グッドウッド」ならぬ「グッドウッフ」で「ベンテイガ肉球フォトブース」とは?
Auto Messe Web
ピレリ、フェラーリと実施のF1タイヤテストに満足。冬場にできなった雨用タイヤの開発プログラムが前進
ピレリ、フェラーリと実施のF1タイヤテストに満足。冬場にできなった雨用タイヤの開発プログラムが前進
AUTOSPORT web

みんなのコメント

7件
  • なんで300万以上する車をスズキブランドで買うの
  • したたかなスズキとしては自社開発ハイブリッドの教材用としてのOEM契約なんだろうな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

310.6332.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20.0383.9万円

中古車を検索
ランディの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

310.6332.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20.0383.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村