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無限が「東京オートサロン2024」において、専用ハイグレードパーツを装着した2台のシビックTYPE Rを公開

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無限が「東京オートサロン2024」において、専用ハイグレードパーツを装着した2台のシビックTYPE Rを公開

 無限は、1月12日から14日まで千葉県の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2024」において、2台のシビックTYPE R「CIVIC TYPE R MUGEN Group.A」と「CIVIC TYPE R MUGEN Group.B」を公開した。

 この2台は、2023年の東京オートサロンにて展示をした「CIVIC TYPE R MUGEN Concept」を市販化するために1年をかけて開発され、樹脂素材やステンレス素材を基本とした無限パーツ群をGr.Aとし、カーボンやチタンといった”究極のTYPE R”を目的にこだわりぬいた無限パーツ群をGr.Bとして公開された。

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 まず「CIVIC TYPE R MUGEN Group.A」について解説する。Gr.Aは、車両全体で25%ダウンフォース増加、18kgの軽量化を実現。また、うれしいことに装着される各パーツは量産仕様のパーツで構成されており、今後の早期の販売化が期待される。

 フロント回りでは、「フロントアンダースポイラー(110,000円)」「フロントバンパーガーニッシュ(77,000円)」、サイド部には「サイドガーニッシュ(132,000円)」を装着する。

 足回りでは、19インチ鍛造アルミホイール[FR10]を装着(1本176,000円)。また無限ロゴが描かれたホイールセンターキャップ(1個4,400円)。貫通タイプと思われるレーシングナット(4本入りセット5,500円)、サーキット走行に考慮した高性能ブレーキパッドTYPE C(フロント:36,300円、リア:29,700円)が装着されていた。

 リア回りでは「リアアンダースポイラー(99,000円)」、大型タイプの「リアウイング(308,000円)」を装着。

 組み合わされるステンレス製の「スポーツエキゾーストシステム(396,000円)」は1本出しが特徴だ。テールランプは無限オリジナルのLEDテールライト(143,000円)に交換されていた。

 パフォーマンスパーツでは、走行時に車体へ発生する振動を吸収し快適性と操縦安定性を向上させ、上質な乗り心地を実現する「パフォーマンスダンパー※」(143,000円)や、無限・MOTUL・HCM Sports Garageの3社共同で開発されたハイパフォーマンスエンジンオイル MS-P 0W-40(4290円)を使用。

※PERFORMANCE DAMPER/パフォーマンスダンパーはヤマハ発動機(株)の登録商標。

 インテリアはカーボン・パンチングレザー、スウェードがあしらわれた「スポーツステアリングホイール(143,000円)」、「無限シフトノブ(22,000円)」、「カーボンセンターコンソールパネル(71,500円)」を装着する。シートもフルバケットシート「MS-C シートレールセット(1脚:297,000円)」に交換されていた。

 「CIVIC TYPE R MUGEN Group.B」は、”究極のTYPE R”をコンセプトに、その実現のために性能向上を前提とし開発された無限パーツが装着されていた。各パーツの形状から、カーボンやチタンといった軽量な素材に至るまで、こだわりぬいた無限パーツ群をGr.Bとし、きわめてハイスペックな仕様としたモデルに仕上がっていた。カラーリングは東京オートサロン用の特別な仕様である。

 フロント回りを見ると、「カーボンフロントバンパーロアスポイラー」、「フロントバンパーガーニッシュ」、廃熱フィンが特徴的な「カーボンフロントエアロフェンダー」、廃熱フィンと中央に巨大なエアアウトレットが開いた「カーボンエアロボンネット」などが確認できた。サイド部には「カーボンサイドスポイラー」を装着。

 各パーツの装着で、車両全体で純正比48%ダウンフォースの増加、38kgの軽量化が行われている。なお各パーツの価格は未公表。

 足回りは、車高調整式サスペンションの装着や、ホイールは19インチ鍛造アルミホイール「FR10」にミシュラン・パイロットスポーツ2のタイヤを装着。ブレーキもブレンボ製のキャリパーに交換されており、ディスクも2ピース構造のスリット入りタイプに交換されている。

 フェンダー上部のダクトは、フェンダー内に溜まったエアを効率的に排出することで、空力効果を得ることができ、 また、排熱効果によってブレーキの冷却機能にも役立っているものだと推測される。

 リア回りでは「カーボンリアバンパーディフューザー」、「カーボンリアウィング」、チタン製の「スポーツエキゾーストシステム」、「無限LEDテールライト」が装着されている。

 エキゾーストエンドはGr.A、Gr.Bともに純正のタイプRの3本出しから1本出しに変更されている。

 インテリアでは、スポーツステアリングホイール、フルバケットシート「MS-C シートレールセット」、「シフトノブ」、「カーボンセンターコンソールパネル」の確認ができた。

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