この冬、新車購入を考えているならば、勝負は年明けの1月がベスト。特に1月第一週の「初売り」セールは、良い条件が出る可能性が高く、積極的にディーラーを訪れるべき。ここでは2024初売りで狙うべき一台、トヨタ・ノア&ヴォクシーをピックアップ! ミドルミニバンを狙っているならば、ぜひご検討あれ!
扇状のゆったりソファーが超快適! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
●まとめ:月刊自家用車編集部
納期遅れは値引き額でカバー! 買い得感でも勝負できる人気ミニバン
トヨタ
ノア
価格:267万~389万円
ヴォクシー
価格:309万~396万円
・最新購入情報
車両本体目標値引き額:27万円
納期の目安:6~12か月
リセール予想:B+
納車は変わらず厳しい状況だが、そのデメリットを値引きの拡大でカバーしてくれる傾向が強い。付属品を含んだ値引きだと30万円は十分に狙うことが可能。商談のライバルとしてはステップワゴンやセレナになるが、セールスマンは思ったよりも反応はしない。経営資本が異なるトヨタのディーラーを競い合わせる「同士競合」を狙うのがオススメだ。納期はガソリン車なら6か月~、ハイブリッド車なら10か月~というのが目安になっている。
―― ノアは標準ボディ車とエアロボディ車(写真)を選択可能。このモデルは「S-G」。
―― ノアの標準仕様車。このモデルは「HEV Z」。
どんなクルマ?
全長☓全幅☓全高:4695☓1730☓1895mmのミドルサイズに、広いキャビンをパッケージした1BOX型ミニバン。ファミリー層をメインターゲットにする、ミニバンの基本コンセプトに忠実なモデルだ。クラストップレベルの実用燃費を実現するHEV(ハイブリッド)や、駐車からロングドライブまで幅広く対応する運転支援機能の充実ぶりなど、装備機能の充実ぶりも人気を集める理由のひとつ。先代に比べると上級グレードは少し割高にも思えるが、ベーシックグレードの実用性の高さは大きな魅力になっている。
―― ヴォクシーはエアロボディ車のみの設定。このモデルは「S-Z」。
走り&パワートレーンについて
基本的には多人数乗車など負荷の大きな走りでの安定性を重視しているが、歴代モデルの中では最も乗員快適性に優れており、特に路面からの振動や騒音は大きく減少している。動力性能はHEVが上位設定で、実用域から高速走行、登坂などで1ランク上の余裕を示すのだが、ガソリン車の余力感や実燃費も内燃機車としてはかなりの優等生。高速走行などでの高負荷走行の機会が多いならばHEVをオススメするが、街中中心という使い方ならばガソリン車でも十分だ。
オススメのグレードは?
ノア ハイブリッドG(2WD)
価格:332万円
まずパワートレーン選びに関しては、ノアの場合だと、HEVとガソリン車の価格差は約35万円。HEVは動力性能と燃費の2つで1ランク上の性能を持つので、この価格差は出していい出費と言えるだろう。
グレードは、HEVもガソリン車も「X」「G」「Z」と、エアロ仕様の「S-G」「S-Z」を設定(ノアの場合)。「S-G」と「S-Z」は、内外装を専用デザインとしたスペシャリティ志向のグレードで、基本的な装備機能は標準ボディの「G」「Z」と同じと考えていい。
ミニバンとしての基本性能の高さは、ベーシックな「X」でも実感できるが、「X」はディスプレイオーディオがOPで、ホイールもスチール仕様、さらに内装加飾もシンプル仕立てと装備内容が少し見劣りしてしまう。
装備と価格のバランスが良いのは、その上にくる中間グレードの「G」。「X」に対して約30万高になるが、標準装備となるものが増えることで「X」で不満に感じていた部分の大半をカバーしてくれる。最上級の「Z」は、バックモニターの標準化やメーター液晶の大型化(7インチ)、トリム類&シートのハーフレザー仕様への変更、パワースライドドアが両側対応と装備水準がさらに高まるが、「G」に対して約30万円高。価格と装備のバランスの良さは「G」の方が上だ。
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みんなのコメント
お世話になっている販売店の会社からは残りのオーダー数分が30台程だと聞いています。
初売りで売れないよね。
記事書く前に調べた?