■2.2リッターディーゼルエンジンを搭載
ヒュンダイ(ヒョンデ)のインドネシア法人は、2021年8月20日に新型MPV(日本でいうミニバン)の「スターリア」をインドネシアで発表しました。現地では最大で9人乗りの仕様が設定されるといいますが、どんなモデルなのでしょうか。
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新型スターリアは、2021年3月17日に内外装デザインが世界初公開されたクルマで、インドネシア以外の市場では最大11人乗り仕様が設定されるほか、商用仕様も存在するなど、幅広いラインナップが特徴です。
今回発表されたインドネシア仕様は、乗車定員は9人乗り仕様(シグネチャー9)と7人乗り仕様(シグネチャー7)のふたつが設定され、ボディサイズは全長5253mm×全幅1997mm×全高1900mmです。
新型スターリアには、ピクセル状にデザインされたヘッドライトやテールライトが特徴的なほか、車内は色を変化させることのできる照明でムーディな照明を演出。
さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した8インチディスプレイも搭載されるほか、12個のスピーカーで構成されるBoseプレミアムサウンドシステムが乗員をもてなします。
エンジンは2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボを搭載し、最高出力177馬力・最大トルク430Nmを発揮します。
組み合わされるトランスミッションは8速ATです。ドライバーが任意で選択できるドライブモードとして、「エコ」「コンフォート」「スマート」「スポーツ」の4モードが設定されます。
予防安全装備として、衝突被害軽減ブレーキやレーンキーピングアシスト、ブラインドスポットビューモニターなどが採用されました。
インドネシアにおける新型スターリアの価格は、シグネチャー9グレードが8億8800万ルピア(日本円換算で678万円)、シグネチャー7グレードが10億2000万ルピア(約778万円)に設定されます。
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エグゼクティブ向けの送迎需要を満たす新型スターリアですが、2021年8月下旬時点では新型スターリアの前身モデルとなる「H1」(別名:スタレックス)もインドネシアでラインナップ継続となるほか、ヒュンダイ以外の高級ミニバンではトヨタから現地仕様の「アルファード」「ヴェルファイア」も販売中です。
インドネシアにおいてアルファードは10億6545万ルピア(約813万円)から、ヴェルファイアは12億4785万ルピア(約952万円)という価格設定で、新型スターリアと競合することも考えられます。
今後、新型スターリアが新たな高級ミニバンとして現地で定着するのか、注目されます。
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袖の下でも掴まされとんか