■見た目、排気音、出力をそれぞれ向上させる理想的なマフラー
自動車用アフターパーツメーカーのHKS(エッチ・ケー・エス)は、スバル「WRX S4(VBH型)」用の砲弾型サイレンサー4本出しマフラーである「HKS LEGAMAX Sports VBH FA24」を、2024年3月22日に発売しました。
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同社によると今回発売した「HKS LEGAMAX Sports VBH FA24」は、圧倒的な低排圧とスポーツサウンドを楽しめる「WRX S4」ユーザーに向けた待望の本格派マフラーと言います。
「HKS LEGAMAX Sports VBH FA24」は、パイプ径を第1中間パイプφ74.7、第2中間パイプφ60.5×2、メインマフラーφ45×4とし、絞りのないストレート構造を採用。純正マフラー比で約70%の排気抵抗の低減を実現しながらも不快なこもり音を抑え、砲弾型サイレンサー4本出しとφ98の美しいチタンテールを左右対称に配置することで、リアビューの迫力はもちろん、リフトアップ時にも魅せるマフラーを演出したとのことです。
排気音については、パイプ径だけでなく膨張管、共鳴管、消音器を適切に調整することで、ボクサーエンジンらしさを引き出せるように独特な低音を強調しつつも、踏み込んだ時に乾いた高音が響く音質をイメージ。アイドリング時は抑えつつ、常用回転域では心地よい低音と、アクセルを踏み込んだ際にスポーティーなサウンドを奏でるマフラーになっているとしています。
出力は純正マフラー比4.8kW(+6.5PS)アップ。トルクは純正マフラー比14.5Nm(1.5kgf・m)/3500rpm 向上することによって、高速道路の合流時などでより加速しやすい仕様になっているとのことです。さらに「HKS LEGAMAX Sports VBH FA24」と同社のブーストコントローラーである「Power Editor(パワーエディター)」を組み合わせることによって、純正マフラー比12.9Nm(1.3kgf・m)/3200rpm の向上が確認できたとしています。
メインマフラーには不活性ガス溶接のTIG溶接を多用し、チタンテールには美しいグラデーションとなるようベーキング処理を実施。これらの意匠はすべて職人により手作業で施されるとのことです。また、中間パイプのレイアウトなどをなるべくフロアへ収めるように設計することで、最低地上高の確保と砲弾型マフラーの見栄えにもこだわったマフラーになっているそうです。
「HKS LEGAMAX Sports VBH FA24」の価格は38万5000円(税込み)です。
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