他メーカーが生み出したクルマの権利を買い取ったことが始まり
1950年代までの日本のモータリゼーションを語るうえで外せないクルマがある。それは「オート三輪」だ。簡単に言うとエンジン付き三輪車。もっとも有名なのは、初代ダイハツ・ミゼットだろう。だがそんな大きな会社だけでなく、オート三輪は大小さまざまなメーカーが参入し、生産していた。
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そのひとつが「ホープ自動車」。かつて遊園地用のアミューズメント機器を製造していた「ホープ社」の前身である。1953年から「ホープスター」というオート三輪の生産を始める。
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