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ダイハツがインドネシアで販売するコンパクトカーの「アイラ」を約10年ぶりにフルモデルチェンジ

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ダイハツがインドネシアで販売するコンパクトカーの「アイラ」を約10年ぶりにフルモデルチェンジ

 ダイハツのインドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)は2023年3月10日、5名乗りコンパクトハッチバックのアイラ(AYLA)をフルモデルチェンジして発売した。グレード展開は上位から1.2R、1.0X、1.0Mで構成する。

 初代のアイラはダイハツが日本の軽自動車やコンパクトカーで培ってきた技術およびノウハウをベースに、インドネシアのユーザー・ニーズを徹底的に追求して開発したモデルで、経済成長に伴い拡大する新規自動車購入層向けのエントリーカーとして2013年に発売して以来、新しい市場を開拓。優れた燃費性能とリーズナブルな車両価格を実現し、多くのユーザーから好評を得た結果、累計販売台数は約27万台を記録した。

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 約10年ぶりの全面改良で第2世代に移行する新型アイラは、「The Exciting City Car」をコンセプトに、DNGA(Daihatsu New Global Architecture)Aセグメント用プラットフォームによる走行性能や燃費性能など基本性能の大幅な向上や、刷新したデザインと使い勝手の良いパッケージング、若年エントリーユーザーでも購入しやすい価格設定などを実現したことが特徴である。

 エクステリアは「パワフル&アグレッシブ」をテーマに、インドネシア市場のユーザー志向を反映したより存在感のあるスタイリングへと進化。各部のアレンジにもこだわり、ブラックアウトしたボディキットやバンパー、三角形の複数のダクトを配したフロントグリルガーニッシュ、グリップタイプのアウターハンドル、シャープな造形のLEDヘッドランプ、新デザインの14インチアロイホイールなどを採用して個性を際立たせる。ボディサイズは全長3760×全幅1665×全高1515mm/ホイールベース2525mmと、従来より120mm長く、45mm幅広く、5mm高く、ホイールベースが70mm長いディメンションに設定した。

 内包するインテリアは、大人5名がしっかり乗ることができる室内空間を確保したうえで、インドネシア市場の好みに即して上質かつモダンなデザインに仕上げる。同時に、小型スーツケースが4個入る荷室スペースを実現。7インチタッチスクリーンディスプレイやMID付きメータークラスター、デジタルエアコン、プッシュSTART/STOPボタンなどの先進機能も鋭意組み込んだ。

 パワーユニットには、最新世代のWA-VE型1198cc直列3気筒DOHC・デュアルVVTiエンジン(最高出力88ps/6000rpm、最大トルク113Nm/4500rpm)と、改良版の1KR-VE型998cc直列3気筒DOHC・VVTiエンジン(最高出力67ps/6000rpm、最大トルク89Nm/4400rpm)を搭載。トランスミッションには5速MTとD-CVTを組み合わせる。1KR-VE型では、従来比で16.5%の燃費向上を実現。また、全車で現地の最新エコカー基準である「LCGC」に適合した。さらに、DNGA Aセグメント用プラットフォームや剛性を高めたボディ、専用セッティングの足回りなどを採用して、操縦安定性や乗り心地といった走行性能の向上を果たす。リアパーキングカメラやビークルスタビリティコントロール、ヒルスタートアシストなど、先進安全機構を拡充したことも訴求点だ。

 新型アイラはADMカラワン車両工場で生産され、車両価格は若年エントリーユーザーの購入を意図して1億3400万ルピア~1億8990万ルピア(約120~170万円)に設定する。

 なお、ダイハツは今後もDNGA商品のさらなる海外展開を予定しており、競争力の高いDNGA商品を投入することで、より多くの市場ニーズに対応していくことを表明している。

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