motorsport.comの調べによると、メルセデスはフェラーリから2人の上級スタッフを獲得。その中には、フェラーリでチーフデザイナーも務めたシモーネ・レスタも含まれているという。
レスタはメルセデスと戦略開発ディレクターとして契約。テクニカルディレクターのジェームス・アリソンと直接協力し、マシン関係のプロジェクトを前進させていくことになる。
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そしてフェラーリからもうひとり加わるのが、エンリコ・サンポ。彼はここ数年、フェラーリでドライバー・シミュレーター・チームリーダーを務めており、レース前やレースウィーク中のマシンパフォーマンスに関わる重要な職種に就いていた。彼はメルセデスでパフォーマンス・ソフトウェア・アプリケーション部門の責任者になるという。
ふたりはメルセデスと契約を交わしたものの、契約上は2025年まではメルセデスの一員として仕事をすることができず、正確な入社時期については決まっていない。今回の人事はメルセデスが長期的な視点での体制強化を目論んでおり、様々な改善点を洗い出そうとしていることの表れとも言える。
メルセデスは昨冬、チーム代表のトト・ウルフとテクニカルディレクターのジェームス・アリソンが共に長期契約にサイン。加えて、フェラーリへと移籍するパフォーマンスディレクターのロイック・セラの後任として、デビッド・ネルソンをシニア・ビークルダイナミクストに任命したばかりだ。
セラの例にもあるように、フェラーリもメルセデスから重要なスタッフの引き抜きを行なっている。2025年からは知っての通り、メルセデスで長らく活躍してきたルイス・ハミルトンがフェラーリに加わる。さらには現在メルセデスのドライバー育成を率いるジェローム・ダンブロシオを、フェラーリの若手ドライバープログラムの責任者として迎え入れるようだ。このように、現在はメルセデス、フェラーリの両チーム間で人材が行き交うような状態となっている。
フェラーリ、そしてF1界で豊富な経験を持つレスタの加入は、メルセデスにとっても非常に重要だと言える。
レスタは長くフェラーリで務め、2014年から2018年にかけてはチーフデザイナーを務めた。この時には、現在メルセデス首脳陣のひとりとなっているアリソンと共に働いた。その後アルファロメオ(ザウバー)でテクニカルディレクターとなり、2021年からはハースに出向して今年初めまでテクニカルディレクターを務めていた。
レスタの突然のハース離脱に関しては特に説明がなされておらず、それでいてフェラーリでの新たな役割は与えられていなかったため、このような動きは不自然でありレスタはフェラーリ自体から離れるのではないかと言われていた。
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