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ホンダが新型「エリシオン」発表! “高級ミニバン”改良! 「BLACK Edition」も設定! 541万円から中国で発売

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ホンダが新型「エリシオン」発表! “高級ミニバン”改良! 「BLACK Edition」も設定! 541万円から中国で発売

■新型「エリシオン」登場

 2023年7月15日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、新たな2024年型となる「エリシオン」を発表・発売しました。

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 日本でエリシオンといえば、2004年に登場したモデルを思い浮かべるかもしれません。

 当時、ステーションワゴン寄りの低車高なスタイリングを特徴としていたオデッセイの3代目(RB1)や4代目(RB3)よりもひと回り大きいミニバンとして登場し、北米向け2代目(RL1)オデッセイを日本へ逆輸入した「ラグレイト」の実質的な後継ポジションに位置するモデルでした。

 その後、オデッセイが2013年11月のフルモデルチェンジで5代目となり、より大型なモデルとして登場し、それに統合される形で国内のエリシオンは販売を終了しました。

 そんなエリシオンですが、その名前は現在も中国でも生き続けています。

 ホンダは中国において、東風汽車との合弁会社である東風ホンダと、広州汽車との合弁会社である「広汽ホンダ」の2つの合弁会社を設立しています。

 中国では5代目オデッセイが2014年8月に広汽ホンダから販売されており、このオデッセイの姉妹車として東風ホンダから販売されているのが、通算2代目となるエリシオンです。

 両モデルは外観を中心にデザインが変更されており、オデッセイがファミリーユースを意識した仕様となっているのに対し、エリシオンはより高級感の高い仕様となっています。

 この2代目エリシオンは、2021年12月30日にもマイナーチェンジが施されていますが、今回登場した2024年型となる新型エリシオンは、そのさらなる改良モデルです。

 新型エリシオンについて、東風ホンダは「上質さと楽しさを兼ね備えたフルシナリオMPV」としています。

 ボディサイズは、全長4951mm×全幅1842mm×全高1711mm、ホイールベースは2900mm。シートは「2+2+3」レイアウトを採用し、2列目はアームレスト、レッグレスト、シートヒーターなどを搭載した独立シートで、3列目シートにもシートヒーターを搭載しています。

 エクステリアは、高級感の高いエレガントなデザイン。今回、車両全体にブラックの加飾を追加したオプションパッケージ“Black Edition”が発売されており、これには18インチのブラックホイールや、専用ロゴなども含まれます。

 インテリアは落ち着いた雰囲気で、シートやドアパネルに施されたキルティングのレザーが高級感を高めています。また、Black Editionでは、インテリアも専用のものが用意されます。

 パワートレインは、最高出力145馬力・最大トルク175Nmを発揮する2.0リッターエンジンに最大出力183馬力・最大トルクは315Nmを発揮するモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。これに組み合わせるトランスミッションはE-CVTです。

 先進装備のコネクティッド機能「Honda CONNECT 3.0」などが装備されており、デジタルキー、音声アシスタント、インテリジェントナビゲーション、V2H、OTAオンラインアップグレードなど多数の機能が追加されています。

 価格は、27万9800元から(約541万円)からです。

 新型エリシオンについて、東風ホンダは以下のように説明します。

「新型エリシオンは、ホンダが展開するハイブリッド車シリーズ全体の『電動化パイオニア』として、あらゆるシーンに適用できる電気駆動MPVの新たな価値を刷新し、消費者に優れた旅行体験を提供するだけでなく、東風汽車の発展にも貢献するでしょう。東風ホンダ20周年を機に、電動化変革の発展における新たな章が幕を開けました」

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みんなのコメント

46件
  • オデッセイの派生のような位置付けではなく、アルヴェルに対抗できるような本格的な高級ミニバンを作って欲しい。日産のエルグランドもいい加減FMCをしてほしい。中国では今、高級ミニバンブームなのだから、その波に乗るべきだ。
  • 旧ODYSSEYにしか見えない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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