交換はもちろんのこと気を付ければ塗装してもOK
ナンバーもワックスをかけておく。これじつはボディケアの鉄則。ナンバープレートは塗装としては決して質がいいとはいえないだけに、意外に色があせたり、数字の角の部分が剥げたりしてくるのだ。
だから、ワックスをついでに塗っておきたいのだが、コンパウンドが入っているワックスをかけ続けると、これまた削れて色がはげてしまうから、むずかしい。ほどほどにするか、ノーコンパウンドのものにしておきたい。
それでも地がかさかさになったり、文字色がはげてきたらどうすればいいか? また引っかけたりして曲ってしまうこともあるだろう。思いつく方法としては、板金塗装もしくは、交換だろう。じつはどちらもOKだ。
塗るのはまずいだろうと思うかもしれないが、法律に規定は形状や色を指定しているだけで、別に再塗装や板金を禁止はしていない。つまり、元どおりに戻せば、別にいいのだ。
腕に自信があれば自分でやってもいいけど、普通車のリヤには封印がしてあるので、基本的にはこれを外さないで行なわなくてはならないので、難易度は上がる。
昔の小さい軽自動車用を新たに発行することも可能
そして交換だ。これは移転したときにナンバーを付け替えるのと同じような流れではある。ただし、元のナンバーにこだわるとなると、少々面倒。予め用意されている新規発行とは違い、同じものを作ってもらうことになるだけに、2週間ぐらいかかってしまう。
もちろんナンバープレート代などがかかったり、陸運局で封印を打ってもらわないといけないといけないが、さらに気を付けておきたいのは、交換となる元のナンバーがチャンと判読できること。そうしないと、同じナンバープレートがもうワンセット、世の中に存在することにもなりかねず、犯罪に使われかねないので、判別できないとダメなのだ。
最後に、マニアックに気を付けたいのが、昔あった軽のナンバー。具体的には360cc時代のもので、ふたまわりぐらい小さい。これも作ってくれるのだが、サイズを指定しないと、大きいものになってしまうのだ。これがまた、小さなボディに似合わないのでご注意を!
(文:近藤暁史)
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