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ボクらのヤングタイマー列伝:第16回『フィアット・ティーポ』フィアット実用車の良さを凝縮した”フィアット大吟醸”のようなクルマ
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遠藤イヅルが自身のイラストともに1980年代以降の趣味車、いわゆる"ヤングタイマー"なクルマを振り返るのがこのコーナー。今回は久々のイタリア車! そして実はまだ登場していなかったフィアットの中から、パンダでもウーノでもなくて、この連載らしくティーポが登場ですヨ!

ボクらのヤングタイマー列伝第15回『オートラマ』の記事はコチラから

アメ車の歴史を語る上で欠かせない悲運の革新的コンパクトカー、1969年式『シボレー・コルベア・モンツァ・スポーツクーペ』

フィアット実用車の良さを凝縮した"フィアット大吟醸"のようなクルマです!

フィアット・ティーポが登場したのは1988年。

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みんなのコメント

4件
  • 問題は、日本でのフィアットの輸入元がそれまでのJAXやチェッカーモータースから、住友商事が設立したサミットモータースに変わったことだった。それだけならまだいいのだけど、サミットはこの難しい商品をおぼつかない調子で一年少々扱っただけで撤退してしまう。これを期に、80年代の外車バブルの中心にいたはずのフィアットはその座から転げ落ち、現行チンクェチェントの登場まで長い長いトンネルに入ってしまう。

    なぜそうなったのかは明確にされていない。が、フィアットは製品の信頼性を上げるために日本の部品メーカーとビジネスしたがっており、そこで住商と組んだのではないかと思う。住友系の会社であるマツダがランチア/アウトビアンキを扱ったのもその一環だろう。実際、サミットの後を受けてスタートした日本法人FARMJはそういった日本での営業活動にご執心で、国内でフィアット車を売るのは二の次三の次だった。そしてランチアは……。
  • レガータの後継であるテムプラは、このティーポをベースにしています。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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