この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2024が開催
かつてのホンダは凄かった! 踏めば脳天まで痺れる「エンジンのホンダ」を感じさせる名車5選
■ホンダブースは多くの人で賑わっている
■展示車両について詳しく解説
レーシングカーが間近で見られる!
とにかく迫力に圧倒されるF1マシン「RB19」
ホンダのブースでは、まずブースの一等地にデーンと鎮座している「レッドブル・レーシング RB19 ショーカー 2023 カラーVer」の存在感に圧倒されてしまいます。
2017年頃から大型化が進み、いまでは全長が5.5mに及んでいます。これはマイバッハSクラスとほぼ同等のサイズですから迫力があるのも納得です。
そしてレッドブルカラーの外観が、機能性を感じるつや消し仕上げとなっていたのも印象的です。
F1マシンに引けをとらない存在感のGTマシンも見逃せない
そのF1マシンのすぐ後ろには、むき出しのドライカーボンの戦闘的な雰囲気がたまらない「CIVIC TYPE R-GT Concept 2023開発車Ver」が展示されていて、この2台だけでもホンダブースに来た甲斐があったと思えます。
こちらのGT仕様TYPE Rは昨年の7月に岡山国際サーキットでシェイクダウンを初披露されたマシンで、2024年のSUPER GTのGT500クラスに参戦予定となっています。
空力効果が高そうなパネル構成の外観だけでも見応えがありますが、内装はウインドウが黒いフィルムに覆われていて見ることができず、少々残念でした。実戦投入までのお楽しみというところですね。
学生だけで参戦しているホンダ学園関西校の出走マシンも展示
ホンダのかわいいワンボックス「N-ONE」のワンメイクレースである「N-ONE OWNER‘S CUP」。10代から60代までの幅広い年齢層が参加するエントリークラスのレースです。
その「N-ONE OWNER‘S CUP」には、ホンダの技術者を育成する「ホンダ学園」の関東校と関西校の2チームが参戦しています。1月の東京オートサロンでは関東校のマシンが展示されていましたが、ここ大阪オートメッセでは関西校のマシンを展示していました。
説明委員もレースのスタッフを務める学生が行なっていて、熱のこもった会話を来場者たちと交わしてしていました。
「アイコマンダー」のトサカ・キャップがゲリラ的に出現する無限ブースの注目は「究極」のシビック TYPE R
なんか妙な存在感の紙製サンバイザーを被った人がいるな、と思って思わずシャッターを切りそうになってハッと気付きました。「あ、これは『無限』の『アイコマンダー』だ!」と。そう気付いて辺りを見まわすと、人混みのなかにピョコッピョコッとあちこちに同じサンバイザーが点在していました。どうやら「無限」のノベルティアイテムのようです。
「無限」のブースを訪ねると、なかで大量に配布していました。とくにちびっ子たちに好評のようで、みるみるうちにストックが減っていき、補充を繰り返していました。
目玉のアイコンは「アイコマンダー」というらしい
ちなみにこの「アイコマンダー」は2013年の「マン島TT」という一般公道をカッ飛んで走る過激なバイクレースに電動バイクで参戦したときに使用したことが始まりとのことです。はじめは賛否あったようですが、極限の集中状態のライダーの目をモチーフにした無限スピリットの象徴として、いまでは定着したようです。
無限シビック TYPE Rの「グループA」&「グループB」にも注目
無限ブースでは2台のカスタマイズ「TYPE R」を展示
さて、そんな賑わいを見せる「無限」ブースですが、スペース内を見渡すと、シビック TYPE Rの展示車両の人気の高さが目立っていました。ここ大阪オートメッセ2024では、「グループA」「グループB」の、タイプの違う2種のコンプリート車両を展示していて、どちらの周囲も興味津々なファンの期待のこもった視線を集めていました。
究極を掲げるのに恥じない硬派なエアロパーツ
とくに注目度が高いと感じたのが、「究極のTYPE R」というテーマが掲げられた「グループB」という車両です。
無数に設けられたエアアウトレットや大型のリヤウイング&ディフューザーなど、まるでツーリングカー選手権のホモロゲモデルばりの雰囲気をまとったその佇まいに、周囲から感嘆の声が出るほどの存在感を示していました。
“グループB”といえば、かつてのWRCの最高峰カテゴリーとしてのイメージを持っている人も多いでしょう。走行ステージはやや異なりますが、“最強”のイメージもある「グループB」の名を冠するにふさわしい雰囲気が、この展示車両から漂っているように感じられました。
「究極のTYPE R」をカタチにするにあたっては、最高の機能を付加するべき、との考えで全体がまとめられています。デザイン的には見た目のカッコ良さはもちろんのこと、風洞試験とCFDによる解析を納得がいくまで繰り返し、サーキットでしっかり効果を発揮する機能を備えたカタチに仕上げられています。
素材的にも妥協を極力排除し、カーボンやチタンといった先端素材を惜しみなく投入して、軽さの面でも抜かりない性能が与えられています。展示車両ではそれがぱっと見でわかるように無塗装の部分を残す仕上げがされていました。
エンジンは、現状ノーマルのままの設定ですが、動力性能としては必要十分との判断で、エアロパーツによる空力性能を大幅にアップさせ、足まわりとブレーキを強化することでサーキットの本気アタックにも十分に応えるパフォーマンス性能が与えられているとのこと。
ブレンボ製の大容量キャリパーに、大径の3ピースブレーキローターを組み合わせたハイパフォーマンスブレーキシステムで制動の安定性を確保。ホイールはBBSによる鍛造の軽量19インチタイプが組み合わされます。また、オリジナルの車高調ダンパーを装着し激しいタイムアタックにも応えられる足まわりとしています。
リヤセクションでは、見るからにダウンフォースが期待できる大型のウイングを装着。角度はサーキットの特性に合わせて調整可能となっています。
リヤのフロア下に装着されるディフューザーは空力特性向上に重要なパーツ。TYPE Rの特徴的なセンターマフラーとの整合性を持たせながら、最大限のダウンフォースが得られる形状になっています。マフラーは軽量なチタン製です。
さりげなく機能性を高める操作系のアイテムも充実
内装は純正ライクな雰囲気ですが、ステアリングホイールやシフトノブ、カーボン製のセンターコンソールパネル、そして統一感の高いバケットシートなどで、機能をしっかり向上させながら、質感が高くまとまる仕上がりになっています。
ストリート向けには「グループA」を用意
「究極」をカタチにした「グループB」に対して、もう少しリーズナブルに「無限」のパフォーマンスを提供するラインアップとして「グループA」も用意されています。
こちらはカーボンやチタンなどのハイコストな素材を使わず、ストリートでも馴染むデザインでまとめられたパッケージになっています。
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