■トヨタ新型「最小・最安級コンパクトカー」発売
2023年9月1日、トヨタのブルネイ法人は、新型「WIGO(以下ウィーゴ)」を発表しました。
【画像】小さくても超カッコイイ! トヨタ新型「ウィゴ」を画像で見る(27枚)
ウィーゴは、インドネシアで生産されるコンパクトハッチバック。他の地域では「アギア」など別の名称で展開されています。その初代モデルは、ダイハツとの協業により2013年に登場しており、ダイハツからは「アジア」「アイラ」といった名前で販売されています。
今回登場した新型ウィーゴは、フルモデルチェンジを遂げた2代目。ベトナムやインドネシア、フィリピンでは、すでに投入されているモデルです。
ボディサイズは、明示されていませんが他市場と同様とに全長3760mm×全幅1655mm×全高1515mmであると考えられ、ブルネイで販売されるトヨタ車の中で最もコンパクトで安価な、エントリーモデルの位置づけです。
エクステリアは、よりアグレッシブでスポーティなデザインへと進化。シャープなLEDヘッドランプ、縦型LEDイルミネーションランプが装備され精悍な印象を高めています。
インテリアは、インストルメントパネルやドアトリムに立体感のあるデザインを採用し、高級感を高めています。また、小さいボディサイズながら、先代モデルよりもさらに室内や荷室が拡大し、ゆとりある車内空間を実現しました。
パワートレインは、最高出力65.7馬力・最大トルク85Nmを発揮する1.0リッター直列3気筒エンジン。これに組み合わせるトランスミッションは、CVTです。
ボディカラーは、ホワイト、グレーメタリック、レッドマイカメタリック、ブラックの4色。
価格は、2万3955ブルネイ・ドル(約260万円)からです。
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様々な市場で展開されるウィーゴですが、国内では販売されておらず海外専売車種となっています。
日本には同様のサイズの車種として「パッソ」が展開されていますが、トヨタ公式HP上で9月下旬の生産終了が告げられており、まもなくラインアップから消失すると思われます。
その穴を埋める形で、新型ウィーゴを導入するのは一つの手なのかもしれません。
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