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《国産EV&PHEV大図鑑-3》日産/リーフ、サクラほか

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《国産EV&PHEV大図鑑-3》日産/リーフ、サクラほか

車種別・最新情報 [2023.10.31 UP]


《国産EV&PHEV大図鑑-3》日産/リーフ、サクラほか

日産 エクストレイルやセレナなど90周年祝う6車種の記念モデル披露へ【動画あり】

《ブランド別》国産EV&PHEV大図鑑全紹介
充電してモーターで走ることを基本とするプラグインハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)は、今や軽自動車のサクラ/eKクロスEVから新型センチュリーまで多様なモデルが揃う。注目ジャンルの国産PHEVとEV(商用車を除く)を一挙に紹介しよう!

●文:川島茂夫

★走行距離はWLTCモードの値。充電規格/V2Hへの適合にはオプションの充電ケーブル等の使用を含む。


NISSAN
 それまでは実証実験車的なモデルが大半だったが、ニッサンは量産型の実用BEVとして初代リーフを開発。この技術を利用してシリーズ式ハイブリッドのe-POWERを開発し、現在ではニッサンの主力パワーユニットに育った。ただし、PHEVは1モデルもなく、電動系の上位設定はすべてBEVなのが興味深い。BEVはニッサン電動化の基本とも言える。


リーフ
●発表年月(最新改良):'17年9月('22年12月)
●価格:408万1000~583万4400円

【EV】一充電走行距離:322~450km
【充電規格】普通(~200V)/急速(チャデモ)
【V2H】○

国産EVの開拓者は2タイプのバッテリー容量で普及を図る
 初代が登場したのは2009年末。実用BEVの幕開けと言っても大げさではなく、リチウムイオンバッテリーなど現在のBEVに繋がる技術が採用されていた。現行型は2代目となるが、BEVの先兵というイメージは初代ほど強くなく、どちらかと言えばBEVの普及促進を重視したモデルといえる。興味深いのはバッテリー設定で、満充電航続距離322kmの40kWh仕様と、同450kmの60kWh仕様の2タイプを用意。使い方や予算による選択肢の拡大もBEV普及促進の要点のひとつである。


EV感・未来感を強調するかのような初代とは異なり、2代目となる現行リーフの内外装デザインはオーソドックス。よりBEVの一般化を意識したのが見てとれる。

多くのEV/PHEVが給油口に準じた位置に充電口を設けるが、リーフは前部に専用リッドを設ける。

サクラ
●発表年月(最新改良):'22年5月('22年12月)
●価格:254万8700~304万400円

【EV】一充電走行距離:180km
【充電規格】普通(~200V)/急速(チャデモ)
【V2H】○

BEVの常識を変える価格で軽の常識を超える走りを実現
 最新BEVであるとともに軽乗用にアプローチしているのが注目点。航続距離問題もあってBEV黎明期では軽乗用をベースに開発されたモデルも少なくなく、その点では原点回帰とも言えるのだが、ベースとなったハイト系ミニのデイズのスペース効率や使い勝手を大きく損ねることなくBEV化。パワースペックは軽乗用の自主規制でターボ車と同等。満充電航続距離は180kmでしかないが、タウンユースを主用途とする軽乗用とは相性がよく、日常のアシに考えているユーザーには最適だ。


小排気量エンジンでは得られない豊かなトルクをデイズ譲りの車体に搭載。軽カーらしからぬ走りとBEVらしからぬ低価格を両立。

アリア
●発表年月(最新改良):'21年6月('21年11月)
●価格:539万円

【EV】一充電走行距離:470km
【充電規格】普通(~200V)/急速(チャデモ)
【V2H】○

BEVに注力する日産がフラッグシップとして開発したプレミアムSUV
 ニッサン電動化戦略のフラッグシップとして開発されたのが同車である。同期モーターながら回転子に電磁石を採用した巻線界磁式モーターの採用など新技術も導入されている。現在、国内向けの市販仕様は最高出力160kWのモーターと66kWhバッテリーを採用したFFのB6のみだが、後輪電動駆動系を備えたe-4ORCEと91kWhバッテリーとモーター出力向上を図ったB9が追加される予定だ。電動駆動の可能性を乗り味の質や操安性の向上に向けているのも注目される。


特定条件下でのハンズフリー走行を可能にするプロパイロット2.0(オプション)をはじめ、日産の先進技術がてんこ盛りだ。

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みんなのコメント

1件
  • sor********
    批判出来ないクルマなんか買ったら後悔するぞ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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