この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2024が開催中
科学的? オカルト? メーカーが本気で採用するモノもある「不思議チューン」グッズたち
■各ブースがさまざまな展示やイベントで盛り上げている
■また驚くべきは「ガチャ」「ガラガラくじ」の多さだ
多くの来場者が果敢にトライ!
あっちのブースも、こっちでも、ただでさえ盛り上がっている大阪オートメッセ2024の現場で、、来場者たちが果敢にトライしまくっていたのが、いわゆる「ガチャ」「ガラガラくじ」だ。500円とか1000円あるいは1万円といった、1本の単位をどこに定めるかは千差万別だが、お釣りの要らないワンプライスで、1~5等ぐらいを引き当ててもらって、出展者の方でそれぞれの等に応じて用意した商品なり、福袋なりを引き渡すという方式だ。
これはアクセサリーや小物、ミニカーなどを扱うショップでは、どうやらかなり有効な方法だ。好例だったのが、2号館でシリコン系のドレスアップ・アクセサリーを扱う「オネスト」。というのも、種類が豊富であればあるほどお客さんに喜んでもらえるものの、色違いやロゴ違いの微妙なゾーンまで追い込んで選ばない人には、「選び切ること」が面倒くさいという欠点にもなりうる。選ぶうえで沢山の吟味を重ねなくてはならないため、人の流れも滞留しやすくなる。そこで、数量XX個限定のガチャだったりすると何が入っているか、見たくもなるし欲しくもなる。
また、ガラガラくじをお客さんにまわしてもらうのも、ショップのスタッフと一定以上の会話の機会が生じるし、決まった時間で接客をさばける利点もある。ガラガラポンは、やはり馴染みがあるのか、面白いように関西の人々が吸い寄せられていく。
実際、ミニカーのような選びたいけど選びにくい人も少なくない、そんな商品でガラガラを巧く使っていたのが、1号館のケニートイズだ。1回500円の気軽さもあって、大人から子どもまで幅広い年齢層がチャレンジしていた。
1等から5等まで、商品=景品のバラエティとメリハリで、大盛況だったのがご存じ、リバティーウォーク。1等はドール系としては大きめの「ベアブリック1000%」、2等・3等はNEWERAのパーカーやジャケット、あるいはTシャツといったアパレルアイテムで、4等・5等はタオルやオゾンポット、オリジナル傘といった、あれば邪魔にならない実用アイテムが並ぶ。
ほかに注目株は、OAM2024が初出展にもかかわらず、創立50周年の感謝として1万円ガチャや5000円・3000円の各福袋を用意してきたトムス。「ハズレなし」のコンセプト&呼び込み文句どおり、セレクトショップEDIFICEとのコラボ時計や、SEVとのコラボによるルーパー、フラスク3点セットなど、豪華賞品を並べていた。
他にも、手を突っ込んで引き当てるクラシックなくじも健在。ブランド名そのものが「ダイス(=サイコロ)」という、ジムニーのカスタムショップでは、サイコロ型のくじ箱がドーンとカウンターでにらみを利かせていた。
また、ご存じ洗車アイテムならなんでもござれのスパシャンでは、5000円以上お買い上げのお客さんにはエアドーム内のくじを引いてもらって、おまけの品を決定するとのことだった。
いずれ、ある程度しか中身の予想つかなくても、運を天に任せて一定額のチャレンジ、賭けにノッてきてくれるというのは、お客さんの心意気あればこそ。
ガチャやガラガラくじがこれだけ盛り上がっているのも、粋で気前のいいお客さんに支えられている証拠で、それこそ大阪オートメッセ2024のポジティブな最新トレンドなのであった。
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