現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型メルセデス・ベンツGLEクーペ誕生 ラグジュアリーとスポーティを高次元で融合したSUV

ここから本文です

新型メルセデス・ベンツGLEクーペ誕生 ラグジュアリーとスポーティを高次元で融合したSUV

掲載 更新 15
新型メルセデス・ベンツGLEクーペ誕生 ラグジュアリーとスポーティを高次元で融合したSUV

 先代よりも迫力アップしたスタイリングに注目

 メルセデス・ベンツ日本は、スタイリッシュなスタイリングが人気のSUV「GLEクーペ」の新型モデルを発表し、注文受付を開始した。納車は2020年6月下旬よりスタートする。

【試乗】ディーゼル車と気づかないほどの加速フィールや静粛性! メルセデス・ベンツGLE400dに非の打ち所ナシ

 GLEクーペは2016年に誕生し、今回の新型が2代目となる。ラインアップされるのは、直6ディーゼルエンジンを搭載するGLE400d 4MATICと、48V電気システム&電動スーパーチャージャーを組み合わせ、可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の4輪駆道システム「AMG 4MATIC+」を採用するメルセデスAMG GLE53 4MATIC+の2モデルだ。

 ボディサイズは先代モデルと比較し、全長は+65mm、全幅は+5mm、全高は−15mmと存在感あるスタイリングに進化。ホイールベースも+20mmとなっているが、GLEよりも60mm短いため、スポーティさがより際立っている。

 フロントマスクは、メルセデス・ベンツのSUVがもつ特徴と、クーペらしさを強調するデザインを融合。シングルルーバーのダイヤモンドラジエーターグリルは、メルセデス・ベンツのクーペモデルのデザインを踏襲している。ルーバー開口部は、フロントアンダーガードのような、SUVをらしい特徴を与えている。AMGラインは、グリルは下向きかつA字型に広がっており、ダイヤモンドラジエターグリルのピンにはクロームを用いた。

 インテリアは、高級感あふれるデザインと、MBUXなど最新のデジタル技術が融合している。ダッシュボードには12.3インチのワイドディスプレイとコックピットディスプレイを装備し、1枚のガラスカバーで融合。ドアパネルまで流れるような先進的なデザインとしている。また、センターコンソールには、SUVモデルならではの装備として、大きなグラブハンドルを左右に設けている。

 7名乗りとなるGLEと比較すると、5名乗車のクーペスタイルのためスペースはどうしても狭くなってしまう。しかし、先代モデルよりホイールベースは20mm長くなっているため、乗員のレッグルームはしっかりと確保する。

 ラゲッジルームは先代よりも70リットル増加した、655~1790リットルと十分な積載性をもつ。また、AIRMATICサスペンションを搭載しているため、荷物の積み下ろし時はボタンを押すだけでテールエンドを50mm下げる機能も備えている。

 両手がふさがっているときでも、リヤバンパー下部に足を近づけるだけでセンサーが感知してテールゲートを開閉できるフットトランクオープナーも標準装備する。

 そのほか、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シートや照明といった設定を統合的にコントロールし快適性を高めるエナジャイジングコンフォートも装備。「リフレッシュ」「バイタリティー」「トレーニング」の3プログラムから選択が可能となっている。

 また、エナジャイジングコーチ機能を使用すると、高度なアルゴリズムに基づき、走行時間を加味しつつGarmin製スマートウォッチを装着時にドライバーのストレスレベルや睡眠の質など個人データも活用し、ドライバーをサポートしてくれるモードも提案される。さらに、シートクッションとバックレストのわずかな動きによって、着座位置の変更をサポートする「エナジャイジングシートキネティクス」も装備する。

 もちろん、ハイメルセデスでさまざまな情報を得られるMBUXも標準装備。Qi規格対応のスマートフォンをワイヤレス充電可能な機能や、テレマティクスサービス「メルセデスミーコネクト」も標準化している。

 GLE400d 4MATICに搭載されるパワートレインは、最高出力330馬力/最大トルク700N・mを誇る3リッター直6クリーンディーゼルエンジン「OM656」。トランスミッションは9速ATだ。足まわりはAIRMATICサスペンションとなり、走行条件に応じて4輪それぞれを電子制御する連続可変ダンピングシステムと組み合わせたことで、快適な乗り心地とダイナミックな走行性能を両立する。

 GLE53 4MATIC+では、直6エンジンにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と48V電気システム、さらに電動スーパーチャージャーを組み合わせたパワーユニット「M256」を搭載。最高出力は435馬力、最大トルク520N・mを発揮する。低回転時は電動スーパーチャージャーが過給することでターボラグを解消。トランスミッションはダイレクト感のある素早いシフトチェンジが可能な電子制御式9速AT「AMGスピードシフトTCT」を搭載する。シフトダウン時の自動ブリッピング機能や、レーススタート機能などでダイナミックな走りを楽しめる。

 パフォーマンス志向の4輪駆動システム「AMG 4MATIC+」のほか、走行安定性を高めるAMGアクティブライドコントロールを搭載。前後アクスルに配されたアクチュエーターが独立して動くことで、車体の安定化を図るというものだ。

 もちろん、最新世代の運転支援システムを標準装備。事故軽減や運転披露の軽減に貢献してくれる。

メーカー希望小売価格(税込み)は、下記の通り。 GLE 400 d 4MATIC クーペ スポーツ 1186万円 メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ 1421万円

こんな記事も読まれています

3番手走行で今季初表彰台を狙ったスバルBRZがヘアピン立ち上がりでストップ。山内英輝「駆動が伝わらなくなった」
3番手走行で今季初表彰台を狙ったスバルBRZがヘアピン立ち上がりでストップ。山内英輝「駆動が伝わらなくなった」
AUTOSPORT web
ポルシェのフィーリングを20万円で体感!? ラフェスタの走りがマジでいい! 新社会人にオススメしたいクルマ7選
ポルシェのフィーリングを20万円で体感!? ラフェスタの走りがマジでいい! 新社会人にオススメしたいクルマ7選
ベストカーWeb
VW「ゴルフGTI」で「ゴルフ」通いはできる? スポーツモードは「1番ウッド」並みに気持ちよくかっ飛びます【AMWリレーインプレ】
VW「ゴルフGTI」で「ゴルフ」通いはできる? スポーツモードは「1番ウッド」並みに気持ちよくかっ飛びます【AMWリレーインプレ】
Auto Messe Web
藤井誠暢「この場に戻って来られて嬉しい」 ファグ「良い気分で帰れそう」【第3戦GT300決勝会見】
藤井誠暢「この場に戻って来られて嬉しい」 ファグ「良い気分で帰れそう」【第3戦GT300決勝会見】
AUTOSPORT web
笹原「結構厳しかった」 アレジ「ミスなく走れたのは右京だからこそ」【第3戦GT500決勝会見】
笹原「結構厳しかった」 アレジ「ミスなく走れたのは右京だからこそ」【第3戦GT500決勝会見】
AUTOSPORT web
【最終結果】2024年WRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニア パワーステージ後
【最終結果】2024年WRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニア パワーステージ後
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲン・ティグアン 詳細データテスト おすすめは実用グレード デジタル化はほどほどに
フォルクスワーゲン・ティグアン 詳細データテスト おすすめは実用グレード デジタル化はほどほどに
AUTOCAR JAPAN
D’stationが初優勝の独走ポール・トゥ・ウイン。最重量mutaはレースでも強い/第3戦GT300決勝レポート
D’stationが初優勝の独走ポール・トゥ・ウイン。最重量mutaはレースでも強い/第3戦GT300決勝レポート
AUTOSPORT web
タナクが0.2秒差で逆転。ヒョンデ復帰後初勝利、日曜最速はヌービルに/WRCイタリア最終日
タナクが0.2秒差で逆転。ヒョンデ復帰後初勝利、日曜最速はヌービルに/WRCイタリア最終日
AUTOSPORT web
中古車狙ってる人必見!! 無給油・充電だけで「1000km」走ってわかった初代アウトランダーPHEVの実力
中古車狙ってる人必見!! 無給油・充電だけで「1000km」走ってわかった初代アウトランダーPHEVの実力
ベストカーWeb
ニュルブルクリンク24時間耐久レースの裏側に潜入取材! 極寒のパドックをレポートします【みどり独乙通信】
ニュルブルクリンク24時間耐久レースの裏側に潜入取材! 極寒のパドックをレポートします【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
AUTOSPORT web
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
グーネット
巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
AUTOCAR JAPAN
フェチれるアウディ「RS 6 アバント パフォーマンス」の22インチホイール! リアル「運び屋」がチョイスする本物っぷりとは【クルマdeフェティシズム】
フェチれるアウディ「RS 6 アバント パフォーマンス」の22インチホイール! リアル「運び屋」がチョイスする本物っぷりとは【クルマdeフェティシズム】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝
AUTOSPORT web
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
AUTOCAR JAPAN
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
Auto Messe Web

みんなのコメント

15件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1525.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

359.81498.0万円

中古車を検索
GLEクラス (クーペ)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1525.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

359.81498.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村