北海道名物といえるノンスリをサーキットで再現
旧車會のイベントの開催がなかなか難しくなってきている中、ノンスリ大会&コール切りまくりのイベントが、新千歳モーターランドで開催された。1年の1/3以上は乗れないものの、愛と熱意のあるオーナーたちが、このイベントに集結。700名におよぶ見学者を集めて大いに盛り上がった。
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マークII 3兄弟を堪能できる一日?
2023年10月8日、北海道の新千歳モーターランドでは、「道東の音再び 北海旧車 ノンスリ&ミーティング(通称:旧車ジャック)」というイベントが開催された。コロナ禍で開催ができなかったようだが、久しぶりの開催で、道内各地から多くの旧車が集まった。
地域にもよるが11月から春先の4月あたりまで雪に覆われて、これらの車両が走り回ることができない北海道だが、これだけの数が現存し、実際にこのイベントで走り回っている姿を見ることができると多くの観客が訪れ、ギャラリーの入場者数は700名を数えることとなった。
少し肌寒いものの、好天に恵まれたこの日、午前9時からイベントはスタートするのだが、まだ陽の上がらぬ開場前から、すでにサーキットに通じる道には旧車があふれていた。
そこに集まった旧車は、いわゆるX60系 & X70系 & X80系のトヨタ「マークII」、「チェイサー」、「クレスタ」の「マークII三兄弟」が中心。トヨタが一番売れていた、まさにマークII三兄弟全盛時代の車両たちだ。それ以外には、いわゆるハイソカーの走りであるソアラ、そしてクラウン。日産勢ではY30系のセドリック、グロリアが集まった。
「マークII」はコロナの上級モデルとして1968年に登場したモデル(当初はコロナマークIIという名称)。3代目コロナマークIIのオート店(のちのネッツ店)専売の姉妹車として登場したチェイサーとともに、1980年にコロナマークII が4代目(X60系)にモデルチェンジする。ワゴンとバンを持つマークIIに対し、チェイサーは4ドアセダン、ハードトップのラインアップとなる。そしてここにビスタ店用のモデルとして4ドアピラードハードトップの初代クレスタが登場し、マークII3兄弟が成立した。
1984年にマークIIは5代目(X70系)に進化。セダンとワゴン、ハードトップの3つのボディタイプを継続するも、3代目のチェイサーは、4ドアハードトップだけ、2代目クレスタはセダンのみのラインアップになった。その後1988年には6代目マークII(X80系)からはスタイリングは少し丸みを帯びたモデルとなっている。
このモデルのボディカラーでいえば、一番人気はスーパーホワイトであろう。この日もスーパーホワイトの車両が数多く参加していた。
まさにバブル期を駆け抜けた、オッサン感涙の車両たちだが、ドンピシャの世代から若い世代まで、さまざまな旧車ファンが自身の車両を持ち込んで走行をしていく。このイベントはミーティングとノンスリ大会。交差点内をぐるぐると回っていたノンスリ、そしてノンスリ追っかけという、北海道名物といえるノンスリをサーキットで再現するというもの。自発的に次々と車両が走り出し、同じく集まった単車がコールを切りまくる、まさににぎやかなイベントとなった。
なかなかこういったイベントの開催は難しいようだが、新千歳モーターランドを会場に今後も継続して開催されるようだ。
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みんなのコメント
並んだクルマの年代がほぼ統一されているのがいい。