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「96.60」の刺繍入り!VantageとDBS Superleggeraの2台をモチーフにしたアストンマーティンの映画「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」特別仕様車

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「96.60」の刺繍入り!VantageとDBS Superleggeraの2台をモチーフにしたアストンマーティンの映画「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」特別仕様車

アストンマーティンは、映画007シリーズの25作目となる『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を記念して、この映画からインスピレーションを得た2台の特別な007スペシャル・エディションを発売した。

Vantage 007エディション

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DBS Superleggera 007エディション

アストンマーティンおよびメトロ・ゴールドウィン・メイヤースタジオで映画007シリーズを制作しているイーオン・プロダクションズとの新たなコラボレーションにより、アストンマーティンVantageとDBS Superleggeraのエキサイティングな新しい007エディションが製作された。

2020年11月に全世界で公開される映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』には、アストンマーティンを象徴する4台のスポーツカー(クラシックなAston Martin V8、最新ボンドカーのスーパーGT、DBS Superleggera、近日発売予定のミッド・エンジン・ハイパーカーであるアストンマーティンValhalla)が登場。

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を記念した2台のスペシャル・エディションは、アストンマーティンのパーソナライゼーション・サービス部門、「Q by Aston Martin」が製作し、世界中に向けて台数限定で販売が開始された。

究極のオーダーメイド・パーソナライゼーション・サービスを提供する「Q by Aston Martin」は、今回のようなスペシャル・エディションの製作だけでなく、アストンマーティン・オーナーに「Q by AstonMartin-コミッション・サービス」と呼ばれるプログラムを通じて、ユーザー好みを完璧に反映したスポーツカーを提供している。

今回製作される2台のモデルの最初の1台は、1987年に公開された『リビング・デイライツ』でデビューし、最新作の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』にも登場するAston Martin V8にヒントを得たVantage007エディションだ。

最新作では、ジェームズ・ボンドが、ロンドンに所有する個人的なガレージに保管してあったAston Martin V8のカバーを取り去る、印象的なシーンを見ることができる。

Vantageならではのスポーティなスタイルとアグレッシブなパフォーマンスをベースに製作された007エディションは、Aston Martin V8の特徴となっているクロームベゼル付きの専用メッシュグリルによって、スタイリングがさらに強化。

さらに、映画に登場するV8のロケット噴射のハザード・ストライプにヒントを得た、イエローの破線ディフューザーといったディテールも含まれている。

Vantage 007エディションでは、『リビング・デイライツ』のV8に装着されていた「雪上走行用」のスキー・アウトリガーにインスピレーションを得た、限定版スキー/スキー・ラックのセットを注文することも可能。

ボディカラーはカンバーランド・グレーで、インテリアはオブシディアン・ブラック・レザーとダーク・クローム仕様となり、マニュアル・トランスミッションを装備したセンターコンソールには、007のロゴが配置されている。

ディテールへのこだわりを示す一例として、このリミテッド・エディションのサンバイザーには、ラジオ局の周波数である「96.60(FM)」が刺繍されている。

映画007シリーズの熱狂的なファンであれば、この周波数がロシアの警察無線の周波数で、『リビング・デイライツ』の中で、彼が脱出するためにこの周波数を利用したことを知っているだろう。

シートには、映画に登場したV8を想起させる伝統的な縦方向のステッチ・パターンが施され、シートバックはカーボンファイバー製で、『リビング・デイライツ』で主役を務めたジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)とカラ・ミロヴィ(マリアム・ダボ)の追跡シーンで印
象的な役割を果たしたチェロの「fホール」をモチーフにしている。

センターコンソールには、映画のボンドカーに採用されていた様々な武器やデバイスを操作するためのスイッチを模してレーザー刻印されたガジェット・プレートが装着されている。

これらのスイッチには、ロケット・モーター、ミサイル、レーザー、ターゲット・ディスプレイ、スキー・アウトリガーが含まれる。シフトレバーに刻まれた十字線は、映画のシーンに登場したミサイル誘導システムを暗示。Vantage 007エディションは、全世界で100台が限定生産。

トランスミッションは、マニュアルまたはオートマチックを選択可能で、サイド・ストレーキにはVantageエンブレムが装着されている。

アストンマーティン副社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、次のようにコメントしている。

「007エディションの製作は、伝説的なボンドカーを現代へと蘇らせるという点で、私たちにとって常に非常にエキサイティングな挑戦となっています。今回、映画007シリーズに登場したボンドカーのスタイリングを細部にわたって採用したスポーツカーを発表することができて、大変光栄です。これらのリミテッド・エディションは、映画および自動車の両方の歴史において非常にユニークなクルマを所有するという、特別な機会をお客様に提供するものです。」

アストンマーティン・ラインナップの頂点に君臨するDBS Superleggeraが、映画007シリーズに登場したことを記念して、もう1台のユニークな007エディションが製作された。

世界限定わずか25台のこのクルマは、最新作に登場するDBS Superleggeraと同一の仕様が採用され、圧倒的な存在感を特徴としている。

DBS Superleggeraに搭載される5.2リッターV12ツインターボ・エンジンは、715bhpの最高出力と900Nmの最大トルクを誇る。この最大トルクは、アストンマーティンがこれまでに製造してきた市販車中、最強の数値だ。

この強力なパワーユニットに加え、DBS Superleggera 007エディションには、その魅力をさらに高めるスタイルおよびデザイン・エレメントが追加されている。

ボディカラーには特別なセラミック・グレイが採用され、ルーフ、ミラー・キャップ、スプリッター、ディフューザー、リアのエアロブレードIIには、ブラックカラーのカーボンファイバーが採用されている。

また、007エディション専用の、印象的なダイヤモンド旋削仕上げによるグロスブラックの21インチY字スポーク・ホイールも装着。このスペシャル・エディションには、ブラック・エナメルを使用したクローム仕上げの007フェンダー・エンブレムも装着されている。

さらに、リアスポイラー・ブレードには、ステンレス・スチール・シルバーの007フォイル(箔押し)も配した。

インテリアを見ると、コックピットは暗色系のカラーで統一され、レザー張りの豪華な室内には、シートの輪郭を強調するレッドのステッチが施されている。

さらに、ドア・カード、アームレスト・バックル・バッジ、リアのサブウーファー・カバーには、007ロゴが装着。ドアシル・プレートには、このクルマがわずか25台限定のSuperleggera 007エディションであることを示す刻印が施されている。

DBS Superleggera 007エディションの推奨小売価格は279,025ポンドから、Vantage007エディションの推奨小売価格は161,000ポンドから販売開始。最初の納車は2021年第1四半期に開始される予定だ。

関連情報:https://www.astonmartin.com/ja

構成/DIME編集部

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