1つの時代の終わり
ロータスは、エーミラ主導の新時代の幕開けを前に、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラの主力3モデルの生産をすべて終了し、最後の車両が生産ラインから姿を消した。
【画像】さらば、3つの「E」【エリーゼ、エキシージ、エヴォーラを写真でじっくり見る】 全101枚
3モデル合計で5万1738台を生産しており、これは73年の歴史におけるロータスの総生産台数の約半分に相当するものだ。今回完成した各車の最終モデルは、同社のヘリテージ・コレクションに保管される予定だ。
一方、新型エミーラは2022年春に生産を開始する予定。ロータス最後の純燃焼エンジン車であり、ジーリーに買収されて以来初のシリーズ量産車として、エヴァイヤとともに今後のモデルの方向性を示すことになる。
ロータスのマネージング・ディレクターであるマット・ウィンドルは、この3台のマシンに携わったチームに敬意を表し、次のように述べている。
「この26年間、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラのすべてのお客様の情熱、熱意、サポートに多大な感謝をお伝えしたいと思います。最後の車両に別れを告げながら、ヘセルの新しい工場とノリッジのサブアッセンブリー施設で作られるエミーラとエヴァイヤを心待ちにしています」
新しい世代へバトンタッチ
1996年に発売されたエリーゼは、イエローのスポーツ240ファイナル・エディションを最後に、3万5124台の生産に幕を下ろした。
2000年発売のエキシージの最終モデルは、ヘリテージ・レーシング・グリーンのカップ430ファイナル・エディションで、これが1万497台目の車両となる。
大型のエヴォーラは、2009年に初めて公道へ躍り出た。6117台目となる最終モデルはダーク・メタリック・グレーに塗装され、ノリッジの工場から出荷されていった。
ロータスのデザイン・ディレクターであるラッセル・カーは、次のように語っている。
「ロータスのデザイン・チームとともに、26年以上にわたってこのクルマと生きてきました」
「でも、クリスマスが終わると、次のクリスマスが待ち遠しくなるものです。ロータスでは今、エヴァイヤ、エミーラ、そして近々発売されるタイプ132があります。2022年は、ロータスの新しい世代が活躍する、素晴らしい年になるでしょう」
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みんなのコメント
企業の経営は昔からブレまくりなのが唯一の欠点。
ローバーに次いで中国メーカーに飲み込まれて行く・・
できれば、吉利汽車にキモ入りスポーツ車メーカーとして買収されたからには
新生ロータスには純正レースカーを出品してもらい
FIA.GT等に参戦して欲しい!
ちなみにネーミングはエヴァンゲリオンなんて如何ですか?……ジョーダンだよ!ネーミングは!