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アルファード並みの迫力顔! ホンダ「エリシオン」が全長5m級にイメチェン! 超豪華な中身とは

掲載 更新 45
アルファード並みの迫力顔! ホンダ「エリシオン」が全長5m級にイメチェン! 超豪華な中身とは

■2013年に日本から姿を消した「エリシオン」。 実は中国で生き延びていた!

 2020年現在、ホンダが日本市場で販売するフラッグシップミニバンとして「オデッセイ」がラインナップされていますが、2013年までは「エリシオン」がその座に君臨していました。
 
 現在、日本では販売されていないエリシオンですが、中国市場では現在もラインナップされ、かつ日本のモデルよりも豪華になっているといいます。

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 日本市場において、エリシオンはかつてホンダから販売されていた「ラグレイト」の後継車として、2004年から2013年まで販売されていました。

 エリシオンは、当時の先進技術を余すところなく注ぎ込み、「新世代プレミアム8シーター」をコンセプトとして開発。

 3列シートすべてに上質を追求、低くフラットな床などの独自のプラットフォーム技術により、ゆとりのある室内空間と、低重心化による安心感のある上質な走りや乗り心地を実現していました。

 大開口の両側パワースライドドアは、2列目・3列目への乗降を容易とし、さらに、簡単操作のチップアップ&スライド機構の採用で3列目へワンステップでの乗車を可能としています。

 また後2列のシートアレンジにより大容量のラゲッジスペースも獲得。さらに操作レバーを引くだけで3列目シートとの対座が可能な2列目シート回転機構も装備。

 パワートレインは、走行状況に応じて6気筒燃焼と3気筒燃焼を切り替える画期的な可変シリンダーシステムを採用した3リッターV形6気筒i-VTECエンジンと、常用域で力強いトルクを発揮する2.4リッター4気筒i-VTECエンジンの2種類を設定していました。

 2013年にはの生産終了に伴い、オデッセイと統合させる形で、フラッグシップミニバンの座を5代目現行オデッセイに譲りました。

 その後も中国市場では、日本と同じエリシオンが2015年まで販売されており、中国版エリシオンとして登場したのは、2015年11月に開催された広州国際モーターショーです。

 この際に、2代目エリシオンかつ中国専用車として展開することになり、2016年から販売されました。しかし、初代エリシオンとは異なり、日本版オデッセイ(5代目)との兄弟車にあたります。

 パワートレインは、2.4リッターエンジンを搭載するガソリン車と、、2019年のモデルチェンジでは2リッターガソリンエンジン+2モーターハイブリッドを組み合わせたハイブリッド車が加わっています。

 中国専用となったエリシオンの外観デザインは、4つのクリスタルダイヤモンドLEDと組み合わせた4つの水平バナーデザインのフロントエアインテークグリルデザインを採用しているほか、メッキパーツも多用することで、中国の富裕層が好む豪華な仕様となっています。

 内装は一見シンプルなデザインなものの、センターコンソール全体が手触りの良い革で包まれており、高級感が向上。

 ベースとなる日本版オデッセイとボディサイズを比べると、全長4940mm(+110mm)×全幅1845mm(+45mm)×全高1710mm(+35mm)となり、前述の日本版オデッセイより大型化されています。

 ボディサイズが大型化されたことで、2列目シートを前後740mmに超ロングスライドする機構を採用。これは室内空間でとくに後席の広さを重視する中国ユーザーのニーズに応えている部分だといえます。

 また、機能面では、前述の2020年秋にマイナーチェンジする日本版オデッセイに採用されるパワースライドドアにあるセンサーが光っているときにジェスチャー操作をおこなうと、車両に触れずにドアの開閉が可能な「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を採用。

 日本では姿を消したエリシオンですが、現行オデッセイをベースとすることで質感や機能面など、中国ユーザーのニーズに沿ったまさに中国専用の高級ミニバンとして生き残っているのです。

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みんなのコメント

45件
  • 迫力顔 と書くのはよいですが、
    アルファードを引き合いに出さないで下さい。
    全然違いますから。
  • 日本の家屋は本当に狭くて窮屈だが、かといって豪邸には住めないし好きな車を複数台所有できる人も少ないので、庶民にはなんとかローンで買えるファミリーカーくらいは広くて豪華な方がいいとアルファードに人気が集まっている。

    この中国版エリシオンは日本で販売すればある程度は売れるかもしれないが、高さがないのでアルファード程には人気は出ないだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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